はじめに
我が家の愛猫ジジ12歳
2024年8月に乳腺腫瘍になり、病理検査の結果悪性の乳癌と診断されました

2度の手術を乗り越えて、今現在は再発もなく元気に過ごしています





同じように乳癌になってしまった猫ちゃん、飼い主さんの参考になればと思い、闘病記録をアメブロに残します



乳腺腫瘍かも?

しこり・異常を見つけたら


必ず直ぐに、動物病院を受診してください


しかし、他の方の記録を読むと乳腺腫瘍と診断できない獣医さんも多いようです


最初に見つけた時にただの傷などと見逃されてしまい、後日手術した時には手遅れになっていた猫ちゃんをたくさん見かけました


実際、私が一つ目に行った動物病院でも触診してもよくわからないと言われましたガーン


飼い主が違和感を持った時は必ず何かあるはず


乳腺腫瘍は猫だとほぼ悪性


転移するスピードも早く、あっという間に肺に転移し亡くなる…


初期段階で見逃してしまうと命取りになります


また、病院に行った時点で肺に転移していたら手術は出来ません



違和感があるのに大丈夫と言われてもほっとせず、後悔しないために腫瘍認定医の資格を持つ獣医さんの元へセカンドオピニオンへ行ってください


転移する前に手術をしてあげてください


こちらから資格を持つ獣医さんの一覧が見えます




乳腺腫瘍と言われたら


乳腺腫瘍の疑いがあると言われたら


転移がなく、血液検査に問題がなければその病院で手術を勧められると思います


しかし、その病院で手術を本当にしていいのか?


一度立ち止まってください


乳腺腫瘍の手術は部分切除、全摘、など色々な選択肢があります


猫の乳がんは悪性度が高く、転移する確率が非常に高いため、片側全摘がベストです


もちろん、高齢であったり、腎臓が悪かったりするとリスクもあるため部分切除という選択になると思います


しかし、焦って地元の動物病院で手術をしてしまい、特に説明が無いのに部分切除のみになってしまいどんどん後から再発し、後悔している飼い主さんをたくさん見かけました



どういう手術をするべきかはこちらのキャットリボン のページを良く読んでみてください

知識がアップデートされていない獣医さんのもとで手術をしてしまうと後悔することになると思います


また、リンパ節切除の手術は技術がいるようで、手術をしたのに取りきれていなかったという飼い主さんの投稿を何個も見かけました


乳腺腫瘍と診断されたらそのままセカンドオピニオンで手術に慣れている腫瘍認定医の獣医さんの元へ行くのを強くお勧めします


中途半端に少しだけ切除し取りきれなかった場合、その刺激でがん細胞が一気に広がるそうです


最初の手術がとても重要になります


我が家は腫瘍認定医一種の先生に手術していただき、片側全摘、後日もう片側も全摘しました


手術の内容としては乳腺全部・腋窩リンパ・副腋窩リンパ・鼠径リンパ・副鼠径リンパを全切除しました


全摘だとかなり傷も大きく、麻酔のリスクもゼロでは無いため手術前は本当に悩みました


しかし、術前検査で血液検査は何も問題もなかったという事もあり、この選択をして本当に良かったと思っています


どこで手術をするにしても、必ず手術の内容、どこまで切除するのかを事前に確認しましょう


また、悪性かどうかは手術して病理検査に出さないと確定できません


我が家も米粒程度で見つけ、認定医の先生に『良性かも』と言われていましたが悪性でした


様子見していたらどんどん手遅れになる可能性も高いため、どういう選択をするか、飼い主にも覚悟が必要です