乳癌⑼(手術 まさかの・・・・) | 本日も心は晴天なり

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旅が好き、花が好き、カメラが好き、
そんな気ままな自由人のひとりごと

2月16日、いよいよ手術の日。

 

 

夫、娘、息子とまたもや総動員。

みんなそろって

姫・・・いやオババ様の手術を見守ってくれます。

 

 

前の人の手術が長引き

予定より1時間半遅れて手術室へ。

 

 

大学病院の手術室ってすごい!

私の手術する部屋は奥の方にあったのだけど、

そこまで両側にずらっと手術室が並んでいます。

 

 

まるで宇宙ステーションの中を歩いているみたい。

(宇宙ステーションがどんなのか見たことはないけど)

 

 

手術台に寝ると手際よく手術着がはぎとられ、

バタバタ慌ただしい雰囲気の中、

「麻酔します」

の声ですぐに意識がなくなりました。

 

 

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「のばなさん、終わりましたよ~。」

と耳元で声がして目が覚め、

手術が終わったことを知りました。

 

 

心地よい深い眠りの途中で

無理矢理起こされたような感覚で

頭はボ~っとしてるし

もっともっと眠っていたいと思いました。

 

 

寝台にのせられて病室のベッドへ。

家族は主治医から説明を聞いていたので病室にはいなくて

またウトウト・・・・

 

 

しばらくして

「大丈夫か?」

という夫の声で目が覚めました。

 

 

その次の夫の言葉が、

「リンパに転移が見つかったんやって」

頭はボ~っとしているけど心臓がドクンと鳴りました。

 

 

手術中のセンチネルリンパ節生検で

転移がみつかったとのこと。

 

 

しばらくして主治医が病室に来ました。

 

「のばなさん、ご家族から聞かれましたか?」

 

「はい、転移があったそうですね。」

 

「そうなんです。だからリンパ郭清をして

採れるだけのリンパ節は採りました。

病理の結果を見て

また今後の治療について考えていきましょうね。」

 

 

ぼんやりした意識の中でこの会話を交わしました。

 

 

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「ステージⅠの早期癌です」

と言われていたので、

私も含めて家族みんな、

手術さえ無事終わればひと安心と思っていました。

 

 

けれど「転移」のひと言で

「またしても奈落の底に落とされたみたいだった」

との娘の弁

 

 

「手術が終わったという電話の声を聞いて、

これは何かあったなとすぐにわかった。」

という婿殿の弁

 

 

夫も医師から聞いた後、

私に伝えないわけにもいかないし、

どう伝えようかとかなり悩んだとのこと。

 

 

そしてすぐに

キノコ栽培をしている大学時代の友人に電話をして

「霊芝(さるのこしかけ)」を送ってくれるように

頼んだようです。

 

 

またまたみんなに心配をかけることになってしまいました汗