書いていくことにする。

 

この、『茄子 アンダルシアの夏制作訪問記』についてなのだけれど、『茄子 アンダルシアの夏』というアニメが2003年に公開されて、それに際して『茄子 アニメ&コラボBOOK』というものが発売されている。

 

『茄子 アンダルシアの夏』についての説明は億劫なので、Wikipediaの該当記事を見てください。(参考)

 

そのアニメ&コラボBOOKという本に鬼頭莫宏先生が寄稿していて、僕はそれを何やかんやで知っていた。

 

で、買って手元にあって、どうせだからということでスキャンしてこの場に持ってくる。

 

ただ…まぁいいや。

 

とりあえず持ってくる。

 

(黒田 硫黄『アンダルシアの夏-アニメ&漫画コラボBOOK』 講談社 2003年 pp.135-142)

 

まぁ以上になる。

 

解説に入る前に、一ページ目がカラースキャンになっていたり、最後のページに画像の乱れがあるけれど、これは主に僕に咎がある。

 

ちょっと住んでいる場所が変わったので環境が変わって、今回使ったスキャナーは初めて使うそれになったということに理由があったりなかったりする。

 

で、まぁとりあえずスキャンするのは良いのだけれど、ここんところ調子が悪い日が続いていて、椅子から立ち上がるだけでほぼ確実に酷い立ち眩みに襲われる毎日の中でそのスキャニングを行った。

 

スキャンしたのは良いけれど、記事を作り上げるほどの体力はないと判断して、スキャンしてそのままにして数日放置していた。

 

書く体力が戻ってきたかなと思って記事を作り始めるためにスキャンしたデータを改めたのだけれど、最初のページは他のページと仕様が違ったり、最後のページに至ってはスキャンすらしていなかった。

 

なので、スキャンしなおそうと思ったのだけれど、既に元の本は廃棄していて、ゴミ箱から取り出してスキャンし直したが故に最後のページはこんなザマになっている。

 

結局、綺麗にスキャンするには本をバラバラにするしかなくて、スキャンした後のバラバラの本は持っていても仕方がないから破棄してしまっていた。

 

最初のページもスキャンしなおそうと思ったのだけれど、元の紙がくしゃくしゃになってしまっていて、いくらやっても伸びなくて、画像に乱れがどうやっても出たので、相対的な意味でこっちの方がまだマシなクソだろうということで、今回はこういう形で記事を作ることにした。

 

数日前の僕が思いっきりスキャンを失敗していることを目の当たりにして、やべぇよやべぇよ…どうすんだよ…と思ったけれど、そもそも読みたきゃ講談社から出てるこの本を買えよ、って話でしかないことに途中で気付いたので、このままで押し通すことにした。

 

仕事でだったらこれはあり得ない失態だけれども、このことは別に僕に利益があってやってるわけじゃないからね、しょうがないね。

 

さて解説をしていく。

 

のだけれど、何か分からないことが一つでもありましたか…?

 

僕としても鬼頭先生は昔は太ってたんだな、ということと、テンションが低いなというか、何処か寂しそうな雰囲気な漫画だな、程度しか思い当たることがない。

 

鬼頭先生が描く鬼頭先生のテンションが若干低い。

 

実際、2003年にこの本は出ている以上、描いたのは2002年か2003年の出来事であって、その頃は『ぼくらの』の連載開始前であって、僕個人の推断によれば、まだ鬼頭先生はパズルピースを見つけていない頃だから、そういう寂しそうな様子であることは一応文脈化は出来る。

 

けれども、結局色眼鏡をかけてこの漫画を読んでいる以上、その判断は偏見に過ぎない可能性が高くて、僕自身、その判断が正しいと考えているわけではない。

 

まぁ、しいて言うのなら、とりあえずこの頃の鬼頭先生は太っていたご様子であって、そうとすると『のりりん』期ほどに自転車には乗っていないかったのだろうという推測はある。

 

そして、アニメスタッフに見せられた自転車に対しても食いついているとは全然言えない様子ではあって、自転車の仕事としてこなしている部分と、鬼頭先生がメカニック好きであるが故に、そういう造形が好きであるというニュアンスで自転車を描いている部分は個人的に読み取れるけれど、自転車好きとしてそれと対面しているという印象は少なくとも僕は受けなかった。

 

だから、そこまで自転車には乗ってなかったのではないか、とか、元気なくて食いつけなかったのではないか、と考えている。

 

もっとも、鬼頭先生がどんな理由で病んでいて、どんな理由で比較的健康になったかは僕には分からないことなのであって、出来る言及はこの頃はあんまり元気はなかったし、それ程…というか、自分自身が自転車漫画を描く程には自転車には関心がなかっただろうという程度になる。

 

『茄子 アンダルシアの夏制作訪問記』については以上になる。

 

『茄子 アンダルシアの夏』については、普通にググったら今現在Amazonプライムで見れるらしいので、見てみると良いかもしれない。

 

僕は興味なさ過ぎて見る気が起きませんでした…。

 

人生の中で一回とて、僕自身が自転車に乗ってて楽しいと思ったことがないからね、しょうがないね。

 

このことについては、僕個人の性向が異常であるとは分かってはいるのだけれど。

 

普通の場合は楽しいと感じるのだろうとは思うよ。

 

とりあえず、以上がこの漫画単体で言及できる限度になる。

 

ただ、もう一つ、鬼頭先生が描いた『非UCIフレーム友の会へのお誘い』という漫画について言及すれば、更にまた少しだけ書けることが出てくる。

 

同じ記事にまとめても良かったのだけれど、それぞれの作品のタイトルが長すぎてこの記事のタイトルが長くなりすぎるので、分割することにする。

 

続き…というか、『非UCIフレーム友の会へのお誘い』の解説はここ