なんか、こう・・・

複雑な回でした。

あまり観ていていい気持ちのしない、後味のあまりよくないエピソード。

高丘がアクタガミに最後、してやれたこと・・・

あれは救いなのか、それとも・・・?

なんかね、それを物凄くまじまじと感じているんです。

共に生きる存在にはなれない、とはわかっていつつも・・・

アクタガミが高丘に送っていたお札、

あれはやっぱり「自爆装置」だったんじゃないか、とも・・・


人が生みしゴミが、人に鉄槌を加える・・・

文明批判の話はヒーロー作品には非常に多いですが、

ただやみくもに批判するだけではなく、

「お前、やりすぎだ・・・」と高丘に言わせたところがなかなか深かった。

それでも人はこの世界で、生きていかなきゃいけない。

そんな現実を見せつけられた思い。


と、最終的には非常にシリアスムードの話ではありましたが、

その前には面白いチェックポイントもいろいろと。


もともと森の中で単独行動している高丘はなんだかおかしかったし、

「シズカちゃん、ちょっとどいて!」とか言ってる蒼太とか

(なんですか、敵同士とは思えないこの仲の良さ?は)

逆に高丘を「高丘さん!」と呼んでいるさくら姉さんとか。

(前回の「蒼太くん」とは対照的でした)


それと、部下たちが頭良くなったら一気にバカにされるリュウオーンも

なかなかおまぬけでした。

(カンカン=森田順平さん、今日は出番これだけ!?)


そしてクライマックスは、

普通にパジャマ着ている風のシズカ(笑)

忍者とはいえ、

やっぱり、現代に生きる普通に女の子なんだな・・・と。

さりげないシーンではありましたが、結構エポック的に感じておりました。

シズカ、最後はどうなるのかな・・・とも。