実は、今日の放送が終わって

さらに「カブト」をはさんだこの時間になっても、いまだにいまいち

「初音の鼓がボウケンジャーを攻撃した理由」がよくわからなかったりして(苦笑)

子供を守ろうとする親の残留思念、ということでよかったんでしょうか?

それとも子供に会いに行くのに邪魔をするやつは許さない、ということであれば

ボウケンジャーの戦いをじっと見ている必要はないよな、とか・・・

そんなことを考えていたりします。


とはいえ。

とにかく今日は菜月の魅力で押し通せた30分!

あのチーフもはっとするような純粋さが実に全面にわたって

大なり小なり行き届いていたな、という・・・


「冒険生活が続いているために、実は都会を1人で歩けない」

というのは今さらながらにうならせる設定。

(「メビウス」で使ってましたが、『初めてのおつかい』というサブタイトルでも似合ったかも)

街を歩くのにどでかい地図を持って歩いているミニスカの女の子、なんて見たら

そりゃあ男は食いつきますよ放ってはおけないですよね。

「チーフはお前だ」と、菜月のやることなすことすべてに付き合った

明石もグッジョブでした。

(「菜月になんか買っていってあげよう」というさくら姉さんのセリフもよかった。

いかに菜月がみんなに大切にされているか・・・)


真墨が母親的に菜月を見ているとすれば、

決断を菜月に委ね、その姿を見守る明石はまさに父親の顔。

「お前が謝れ」とかはチーフじゃなくて父親でしたよね。

それとお母さんの荷物を持ってあげるところとかは、

菜月の優しさも際立ったし、チーフの真摯さも表現されていたし。

まあ、その後の風船全部飛ばしちゃった、という弁償でなのか

ヌイグルミを着させられることになってしまった「不滅の牙」(苦笑)

(というか、映士にまで着させたのはファンサービスなのだそうか^^;

てっきり、映士を菜月に付き合わせるのかと思っていた)


そしてプレシャス発見、一人でダイボウケンを発進させるというのは

まさに菜月にしか出来ない所業(笑)

(しかも「ダンプ!フォーミュラ!ジャイロ!ドーザー!マリン!」全部押してるのがイエローの指。細かい!)

一人でダイボウケンを操縦するのは体力を使うというのに、

強化服まで解除されてしまったというのに、

アルティメットダイボウケンをノリノリで操縦しちゃう菜月は

さすがに「強き冒険者」(笑)

冷静に観れば矛盾するような場面ではありましたが、

菜月の楽しそうな顔がかわいいから、全然問題ないですね。

最後転んだとはいえ、ダイボウケンの「強き冒険者」ポーズも

内股で走ってくる姿も、かわいくてなりませんでした。


まあ、ダイボウケンの活躍も、叩き潰すわ踏み潰すわ、

挙句の果てには転んでぺっしゃんこ、というのが^^;

等身大の敵に、超強力無比な必殺武器をどんどん繰り出し

ボウケンジャーまでも射程圏内、というのが恐ろしかった・・・


というか今回の菜月は

「子供たちのやってみたいことをやってみちゃいました」

的な雰囲気?

どうか真墨はこれからも、菜月を見張っていてほしいもの(苦笑)


ということで、プレシャス的には「?」が付く今回ではありましたが、

菜月の純粋な気持ち、そして可愛らしい笑顔がいつまでも心に残る

そんな一編だったと思っております。


P.S.

「メガレンジャー」の紹介、サーフィン、来なかった・・・あたりまえか。

だけど諸星学園高校の制服(しかも夏服!)に伊達健太ばりのチーフ、

そして菜月はまさに今村みくの再来のよう・・・感涙です!


東映
電磁戦隊 メガレンジャー VOL.5