ライトリーフに誘われて・・・
『もう少し ゆっくり眠れば?』
『だめぇ~つ! お風呂入るのぉ!』
いつものモーニングコール
何気ない会話だが
言葉の響きが 今までとは違う・・・
昨日と一昨日二日で
百年の時を過ごしたような気がする
辛く悲しい 氷河期
そしてマグマが ぐつぐつ煮えたぎる 火炎地獄
俺の胸は張り裂け 何度も何度も
地球を覆うほどのため息を落とした二日間
救ったのは 立った一言のメール
『おめでとう』
俺の周りは一瞬にして
モーゼが現れ この地獄を真っ二つに振り分けた
気がつけば 彼女が電話の向こうで泣いていた
いじらしい 涙声
窓の外の雨より 美しく透き通った雨・・・
愛してるよ・・・
形は違っても俺の愛は変わらない
君の幸せのためなら・・・・
今朝 歯を磨くのを 忘れた
通勤のバスで おはようって 挨拶するの忘れた
会社に着いて IDパス 出すの忘れた
デスクについて しばらくPC点けるの忘れた
昼休み いつもの味噌汁頼むの忘れた
会社に 傘を忘れた
コンビニで ティッシュ買うの忘れた
玄関で 郵便取るの忘れた
部屋で 何を忘れたか 忘れた
でも いいんだぁ
だって あした彼女にあえるもん
あ~した てんきに なあぁぁぁぁ~~~~れ!
潮の香りが混ざった 雨・・・
雨が霧になって 俺を包む
TVでは 台風って 騒いでる
彼女 無事会社へついたろうか・・・
余計なことかも知れないが
こんな事でも 彼女が気になる
そんな俺の気も知らないで
雨は容赦なく 俺に当たってくる
ゴロゴロゴロッ
半端じゃない カミナリが
俺の心配を さらに募らせる
自然の 力強さには 俺一人の
想いなんて 全く通用しない
何か 辛く 寂しい 今日一日だった

