霊界での生活(4)-衣食住の心配がない霊界 【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


シャボン玉と木 


シルバーバーチなど高級霊の語った霊界通信をもとに、死んだらどうなるのかを解説していきます。

 

現在の話は、人間が霊界入りしてから行く最終目的地である「霊界」での生活についてです。


霊界一覧図                 

 

赤字はシルバーバーチの言葉)

 

英国はいま美しい季節を迎えています。(この交霊会が開かれたのは五月だった-編者)

 木々は新緑にかがやき、花の香がただよい、大自然の恵みがいっぱいです。あなたがたは造化の美を見て”何とすばらしいこと”と感嘆します。

 

がその美しさも、霊の世界の美しさに比べれば至ってお粗末な、色あせた摸作ていどでしかありません。地上の誰一人見たことのないような花があり色彩があります。

 

 

 

【解説】シルバーバーチの交霊会は1920年代~1980年初頭、霊媒のモーリス・バーバーネルが他界するまでの約60年間、英国で開催されていました。

 

 霊界にも地上同様の景色が広がっています。なぜなら地上は霊界の写しであり、地上の風景も、所詮は霊界のコピーであるに過ぎないからです。

 

ですから霊界を知らない(或いは記憶を消された)人間には、コピーである地上の新緑も美しいと感じますが、霊界の本物の緑や花の美しさは、地上を遥かに凌駕していると言われます。


梅の実 

 

 

 

海もあれば山もあり、湖もあり、花も樹木もあり、動物も小鳥もいます。その美しさの中には実際にこちらへ来ないと分からない種類のものがあります。

 

ある程度の霊性に目覚めた者なら、もはや物質界の愉しみ(飲食欲・性欲等)を求めなくなります。仮にいても、それは例外に属します。

 

 もう一つの霊界の有難い点は、地上のような“生きるための必需品”を得るための苦労がいらない事です。食糧品や衣類を買う必要がありません。お金を払ってまでして家を求める必要がありません。全部そろっているのです。

 

 

 

【解説】霊界には地上以上に素晴らしい自然の風景が広がっています。

 

また霊界は物質の世界でないため、地上で必要であった本能に基づく欲求(飲食・生殖・睡眠)は必要なくなります。これらが無くても生存可能な世界であるからです。

 

そのため食べ物を買う必要も、料理する必要もなくなります。衣服は「こういう服が欲しい」と念じれば、いつの間にか身にまとっています。

 

家は霊界でも所有している人が多いようです。家屋は地上で建築や建設関係をしていた専門家が無償で建ててくれると言う話が霊界通信には掲載されています。


バラの花 

 

 

 

 食べることも飲むこともいたしません。そうやって養わねばならない物的身体が無いからです。

 身体を大きくする必要がありませんから、蛋白質なんかは必要ではありません。霊的身体がありますが、その養分は置かれた環境から摂取します。

 

永遠の太陽とも言うべき光源があり、暗闇がありませんから、寝るということもしません。

 

 

 

【解説】霊界では飲食や睡眠は必要ありません。霊界通信では霊界の大気中に養分とも言うべき要素が含まれており、それを摂取するので飲食が必要ないとも記述されています。

 

 霊界には常に光源があり、地上世界のように昼夜がないため睡眠も必要なくなります。また地上での睡眠には、睡眠中に霊界へ行き、死後に備えて霊界の環境に馴染むトレーニングの意味合いもありました。

 

 従って霊界入りしてしまった暁には役割終了ということで、睡眠という現象にも終止符が打たれることになります。

 

 

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『シルバーバーチの霊訓』(4)、五章 死んだらどうなるか

『シルバーバーチの霊訓』(10)、五章 死んだあと、どうなるのか

『シルバーバーチの霊訓』(8)、四章 質問に答える(二)