四季報に載っている有名な個人株主であり、日本一株を所有していると言われる、五味大輔さん。
ちゃんと調べたことがなかったのですが・・・日経マネーに対談が載っていました
そーせいグループ(4565)やミクシィ(2121)の大株主で、そーせいの最盛期には300億円もの資産を有していたらしいです
資産額も神の領域ですが、特筆すべきは、兼業投資家で私より若い(35歳ぐらい?)と思われます
投資スタイルも私の目指す最終形態なので、五味さんの存在自体が、もはや勇気です♪
・ 100万円からはじめ、学生時代に6,000万稼いだが、BNFさんの存在を知り、上を目指す励みになった
・ 最初はデイトレードなどに取り組み、光通信の20連続ストップ安で損失も被った
・ 今は、1日に株式投資に費やす時間は、日中が10~20分、仕事の後に1時間くらい
・ 誰でも手に入る決算短信や月次情報などの公開情報を活用しながら、じっくりとテンバガー(10倍になる株)を探す
・ マクロ経済分析や短期売買などでプロと勝負しても勝ち目はない。その代わり、個別銘柄、年単位の時間軸という自分の土俵で勝負する
・ 株のことを話せるコミュニティーはなく、1人で考え実践している
どんなに資産が多くなっても、ブレずにガチホする
そーせいGなんて、短期でも+100%~▲50%を行き来する銘柄なのに、信念を持って数年は持つ気だったとのこと。(底値付近で買っても、含み損も経験されたり、ある程度の高値で売却・押し目買いもされるようです)
特に五味さんは100億~数十億という凄まじい金額で新興市場の5~10銘柄に集中投資するため、時間もかかります。大株主という立場上、売買規模に対する流動性で苦労しておられるみたいですが、テンバガーを意識しての時間軸投資スタイルなら、売るに売れない逆境も、また良かったりするのかもしれませんね
もともと私も、BNFさんに憧れ 逆張りで、ある程度の時間を持ち越せるスイング投資法が性に合っていたんですが、取引の資金が大きくなるにつれて以前よりパフォーマンスが悪くなり、限界を感じていました
Cisさんを代表に派手なデイトレーダーの方がメディアでの露出度が高いため、「やっぱり壁を突き抜けるには、専業になって 四六時中 株に没頭しないといけないのかなぁ?」なんて、2016年は、すごく落ち込んでる日が多かったように思います。
今亀庵さんみたいに、退職金の2千万円を7年で26億円まで増やした猛者もいます。
信用&長期スパンで損切を基本的にしないスタイルもかっこいいですが・・・人に流されやすい自分にはハードルが高すぎる・・・
やっぱりデイトレなのか・・・
と自問自答してたところに、
【兼業投資家でも300億に到達できる、専業投資家に尻込みする必要はない】
という、豪華すぎるクリスマスプレゼントを頂きました
以前 片山晃(五月)氏のファンダメンタル投資に憧れ実践しようとしていましたが、今年のフライトHD(3753)の機会損失における失敗は、精神的な甘さを痛感しました。トレード経験上最高の大失敗、エルピーダメモリ上場廃止で▲3,000万被弾したとはまた違う種類の、敗北感が漂います。
3753は17万株ホールドしていて、@400円代でほぼ同値撤退・・今は、@1,900円前後ですw
3753はエントリー時は材料豊富で、筆頭株主のオーチャードCo.が市場で売りさばいていたので上値が抑えられていました。大量保有売りがなくなり、同時に期ズレ期ズレからの大型案件&上方修正で評価は一変、かつての輝きを取り戻しました。
ほぼ、エントリーから売却まで描いていたストーリーなのに・・・実行できない無念さ
昔出来ていたのに、情報に踊らされ、他の銘柄に目が移り、信念をもってホールドできなくなっていました。
資金が大きくなるとブレまくる自分の弱さを痛感した一年でした
この失敗を糧に、平成29年(2017年)は、謙虚に謙虚に謙虚に、五味大輔さんのようなクールな投資スタイルを貫いてみよう と思います。