どもり、吃音の治し方~どもライフ~

どもり、吃音の治し方~どもライフ~

長年どもりに悩まされていましたが、どもりに対する考え、向き合い方を変えることでほぼ克服するまでに至りました。どもりエピソード、考え方、向き合い方、発声テクニック、メンタルのことなどを赤裸々に綴っていきたいと思っています。

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このカテゴリーでは

どもりに対する考えを話していくつもりだったのですが、

僕は就職活動中にどもりに対する考えが変わりました。


なので、吃音ストーリー【就職活動編】

でどもりに対する考えを話しています。


就職活動をしなければ、

どもりを治すキッカケを得られなかったと

今では思っています。


吃音者にとっては就職活動は辛いかもしれませんが、

僕のように変わることができるキッカケにもなります。


本当に自分次第なんですよね。


ぜひ、参考にしてみてください。

就職活動では

グループディスカッションやグループ面接は不得意でした。


逆に1対1の個別面接は得意で、

多少のどもりはあるものの、

あまり会話には影響はありませんでした。


逆にグループだと結構、どもったり、

自分のペースでの会話でなく、

周りに合わせないといけないので、

きつかったですね。


僕は運よく第1志望に受かったのですが、

そこの面接は全て個人面接でした。


最初にグループディスカッションがあったのですが、

なんとか乗り切って、内定を頂きました。


いやぁ~ 

当時は吃音症の僕でも内定を貰えるんだぁと

自分に自信を持てました。


あと1ヵ月ちょいで働き始めるんですが、

頑張っていこうと思います。


働き始めたら、

吃音ストーリー【会社編】

なんかもスタートさせたいと思っています。


ではでは
 

 

「僕は吃音症という病気なんですよね。」

と他人に告白することはかなり勇気がいると思います。

僕は就職活動中の面接で始めて自分が吃音症だと告白したんですよね。

 

今までは自分が吃音症だということをずっと他人に言わずに、隠してきました。

告白して相手の反応を考えると怖くて話せませんでした。

「なにその病気?そんな病気あるはずないやろ笑」

「普通に話せば良くない?」

こんな返しをされるのではないかと思っていたんですよね。

 

しかし、このカテゴリー内で話しているように

就職活動時期にどもりに対する向き合い方が180度変わりました。

 

で、僕は吃音症を治すキッカケになるんではないかと考えて

自分が吃音症であると告白しようと考えました。

なんかブレイクスルーと言いますか、はじけると言いますか、

とにかくキッカケが欲しかったわけです。

 

そして、面接を利用して自分が吃音症だと告白して、

相手の反応や自分の感情がどうなるんだろうってのを知りたかったんですよね。

 

始めて、吃音症だと告白したのが、

今年の1月ですね。

 

ここから面接での会話のやりとり

 

僕「私は吃音症という病気なんですよ。」

面接官は「吃音症って何?」

僕「言葉が詰まって出てこなかったり、どもったりする症状なんです。

普通に話せる人からしたら、そんな病気があると知らないと思うんですが、

吃音症の方は話したくてもどもったり詰まったりするんですよね。」

面接官「へぇ~そんな病気があると始めて知った!

でも、僕君の話し方は普通じゃない?

少し詰まるところがあるけど、ほとんど気にならないよ!

人間誰だって噛んだり、詰まったりするんだから気にしないでいいんじゃないかな?」

 

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

 

こんなやり取りがありました。

少し噛んだり、どもったりしたんですが、会話を楽しんでいるという感覚がありました。

 

そして、面接官に言われた言葉がかなり嬉しかったんですよね。

 

喋りがほとんど気にならないよ!と言われたのは初めてで、

なんか自分に自信がつきました。

人間誰だって噛んだり、詰まるんだから気にしなくてよいと言うのも自信に繋がりました。

 

僕は今まで悩みすぎていたんではないか?

普通の人も噛んだり、詰まったりするんだから、自分もどもるのも普通なのではないか?

だったら、悩まずにどもりを気にせずに、普通でいこうと考えたんですよね。

 

そして、自分が吃音症だと告白した後は

清々しい気持ちでしたね笑

 

なんか心のモヤモヤが消えた感じで。

その後の面接官との会話も楽しめたし、

いつもは話すときに自分はどもってしまうという恐怖があったんですが、

それが全く無かったんですよね。

 

吃音症なんです。と告白したことにより、考え方、向き合い方がさらに一層変わりました。

 

とまぁ、吃音症だと明かすことは好きな子に告白する以上に勇気がいったんですけどね。

心臓にめちゃくちゃ悪いです笑

 

ではでは。


前回の記事で吃音症は心の問題で何かのキッカケで治ると言いましたが、

訓練することもかなり大事だなぁと思います。

 

滑舌を良くしたり、舌を鍛えたり、ゆっくり話す訓練をすることは何の意味があるのか?

1つ目は滑舌が良くなり、言葉が出てきやすくなる。

2つ目は訓練をすることで、自分に自信をつけることができる。

この2つがあると思っています。

 

1つ目は技術や筋肉を鍛えて話しやすくするということです。

 

重要なのは2つ目なんですよね。

前回,吃音症は心の問題でもあると言いましたが、

どもりを治す訓練をすることで心が変わっていきます。

 

「自分はどもりを治すのにこんなにも努力して訓練しているんだから、

絶対に治るはずだ!このまま努力をし続けて絶対に治そう!」

訓練を続けているとこんな感情が生まれるし、そう思って訓練をすることを心がけます。

 

しかし、訓練をしていて、どうせ自分は治らないんだろうな~と思うのならば、

すぐに考え方を変えてください!全く意味ないどころか逆効果です。

 

人間の思考って現実化するって言われますが、その通りだと思っています。

ポジティブなことを考えていたら、事が好転するし、

ネガティブだと、事が悪化します。

 

治らないんだろうな~と思っている人はどもりは治らないです。

無理やりにでも考え方を変えるか、

紙に「俺は絶対にどもりを治してやる!そのために訓練は毎日行う!」

こう書いて、朝起きた時と寝るときに声に出して読んで、

意識に刷り込ませましょう!

 

ちなみに、自分はネガティブなことを考えてしまうので、

紙に書いて読んで意識に刷り込ませていました。

訓練をしているのに、どもってしまうと落ち込んでしまうことが多々あったので、

無理やり考え方をポジティブに維持させていたんですよね。

 

コレ、意味ないんじゃないの?と思うかもしれませんが、マジで効果絶大なんですよね!

騙されたと思ってやってみてください!

 

話が少し飛びましたが、

訓練に取り組む姿勢にかなり意味があります。

「絶対に治すんだ!」と考えて訓練をしてみてください。

その考えがどもりを治すキッカケとなるので!

 


前回の記事で自分が吃音症だと認め、向き合うことを決め

どもりのことを調べて考えようという決断に至ったと話しました。

 

んで、調べる手段は本、ネット、教材、セミナーなどなどと色々思い浮かびましたが、

まずはネットで手っ取り早く多くの情報を得ようと考えました。

 

まずどもりとは何か?から調べ

原因とか症状とか種類とか色々と調べていきました。

どもりの基礎知識は得ましたが、

具体的な治し方や治療法は載っていませんでしたね。

 

どもりは人によって治し方は違うんだろうなぁということは大体分かっていたので、

治療法とか具体的な方法とかには期待していませんでした。

考え方や向き合い方、マインドを変えたり、その人の応じた適切な訓練をすることで

治るんだろうと考えていました。

 

僕としてはこのどもりを調べるという行為自体が

向き合い方を変えた結果だと思い、治すのに一歩前進したと感じていました。

今までは調べることに恐怖を感じていたぐらいですからね(*_*;

ほぼ治ってから気づいたのですが、「一歩前進したと感じる」ことってかなり重要なんだと思いました。

 

トレーニングももちろん重要なんですが、

なんというか吃音症って心の問題だったりもします。

考え方、向き合い方を一つ変えることで治ったりもしてしまうのが吃音症なんですよね。

 

僕が吃音症を治していった過程というのをこのブログで話していきますが、

全員が僕と同じことをしても治るかといったらそうではありません。

人は十人十色で考え方、感じ方も違うので。

 

しかし、僕のどもりに対する考え方や向き合い方なんかは

参考になると思うので、必要な部分は取り入れるという精神でやってみてくださいな!

 

ではでは。