首締め強盗inペルー | Travel is Trouble 109カ国目

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反面教師で最高の旅を!

ペルーなんて糞みたいな国、二度と行くか


エクアドルのキトで3日連続盗難にあったので、エクアドルアレルギーが発症

有名な赤道を見ずに早々とエクアドルから退散しようと急いでバス移動をしていた

到着したのはエクアドルに隣接したペルー側の国境の街トゥンベス(Tumbes)

夜の夜行まで悠々自適に過ごそうと決めていた


到着後すぐにトゥクトゥクを捕まえ、この日の夜行バスを予約

はじめに料金は5ソル(約178円)と念を押してトゥクトゥクと交渉した

するとここでトラブル

夜行バスを支払うペルーの通貨が足りず、両替専任のオッサンの所にトゥクトゥクを走らせる

行ったり来たりを繰り返した結果、15ソル請求されたので突っぱねた

たったそれだけならいいじゃないかと思うが、了承する訳には行かなかった

なぜなら、バス会社で購入した夜行バスのチケットの代金が20ソルも上乗せしてあったからだ

これは世界旅行をしているとよくあることで、上乗せしてあるぶんはトゥクトゥクの運転手に持って行かれるパターンだ


「それならまず20ソルを返せ」

渋々だが返してくれた

その後、話が違うじゃないかと言って運転手には10ソル渡した

さあ、やっと落ち着いて観光出来る

トゥンベスには大きな川があるのでそこに向かった

人混みが嫌いなので出来るだけ静観な道を選んで歩いていた


すると1台のトゥクトゥクが前方から向かってきた

運転手と乗客が1人

私の横辺りで急停車

乗客が降りてきて

なんと前方からバッグを奪おうとしてくる

そして後方からは運転手が降りてきて

首を絞めに来た!

おいおいおい! これが噂に名高い首絞め強盗って奴か!

後方の気配に気付き、しゃがんで首締めを回避すると同時に大声を上げる

すると首占め犯はトゥクトゥクへ戻った

バッグ犯は粘ってグイグイ引っ張る

しつこいので頭をぶん殴るとそそくさと退散

戦利品として犯人のダサい帽子が手に入った

5日間で4度の被害に合う男も珍しい

本当に帰りたくなった

思えばトゥンベス到着後すぐの人悶着が問題だったのだろう

しかし正規料金を請求しただけ

こちらが得した覚えはない

「アジア人旅行者、本日の夜までいるので狙え」

そういうことを何らかの情報伝達手段を使用し、トゥクトゥク仲間に知らせたのだろうと推測できる


皆様もどうかお気をつけ下さい


戦利品の帽子(すぐ子供にあげた)




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