株式投資を始めて、10年が経ちました | 視覚障害投資家のHappy Days

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お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

今ではすっかり生活の一部になった株式投資。
思い返せば、投資との出会いはちょうど10年前の今頃でした。

近くのダイエーでよく買い物をしていたのですが、できるだけ節約したいなと思い、いろんな節約術なんかをネットで調べていました。
そんなときに出会ったのが株主優待。
「ダイエーの株を買えば、常に5%引きとなる魔法のカードが手に入れられる?!すごい!!」と感動したのを今でも覚えています。

当時のダイエーは、1株300円程度。
これを50株買えば、株主優待として5%引きカードがもらえました。
半年あたりの割引上限額1万円という制約はあるものの、ヘビーユーザーなら1年で株式取得金額を回収できてしまうという、おそろしく魅力的な優待だったんですね。

ネットでいろいろ調べて、SBI証券に口座を開設し、晴れてダイエー株を購入しました。
最初は成り行きと指値の違いも知らなくてあたふたしたのも、今ではいい思い出。
その後ダイエーはイオンに吸収され、今ではイオンの株主優待をいただいています。
オーナーズカードのキャッシュバック率は3%とダイエーのときよりは下がってしまいましたが、配当もあるし、株価も2倍以上になってくれたので、大満足です。


あれから10年。
今考えると、いいタイミングで株式投資を始めることができました。
株主優待や配当金、そして値上がりした株式の売却などで、非正規雇用ながらだいぶ生活は楽になりました。
体感としては、収入が2割ほどアップした感じでしょうか。

今では個別株への投資は控えめにして、投資信託の積立に重きを置いています。
時間・銘柄の分散は大事ですからね。

経済の仕組みを理解することで世の中の見方が変わったのも、株式投資をやってよかったなと思っていることです。
なんだかんだ言っても、日本は資本主義で、金持ちが優遇される。
だって、給料で1億円もらっても6割ぐらい税金で持っていかれるのに、株式の配当なら2割で済むんですよ。この点は、もっと広く知られてほしい。
貧乏人こそ、少しでも株式投資をしなきゃダメだ。僕はそう強く実感しています。