外食するとき、どこまで店員に頼んでいいか悩む | 視覚障害投資家のHappy Days

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すべてではありませんが、ある程度の問題はお金で解決できます。
お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

外でご飯を食べるとき、鍋料理にするかどうか悩みます。
最近気温も下がって、鍋料理がおいしくなる季節になりました。
でも、視覚障害者にとって鍋料理は強敵なのです。

たいていは、まず具材を入れて煮込みますよね。
家なら自分のやりやすいように配置してできますが、お店ではそうはいきません。
しかも、お店の中って、雰囲気を出すためかだいたい照明が暗い。
これは、弱視である僕にとって厳しい状況です。

晴眼者がいればその人にお願いするのですが、視覚障害者だけで行くと、弱視である僕がお世話する役割を担うことになります。

そして、様子を見て具材を取り出します。これがまた難しい。
周りの飲み物を倒さないように注意しながら具材をお皿に盛るのも大変だし、具材がきちんと煮えているのか確認するのも難しい。また、お肉やハモだと、具材を煮込みすぎてしまわないよう気をつけないといけませんね。


は~。

こんなとき、店員さんにこれらの作業をお願いしてもよいものなのでしょうか。これ、いつも悩んでしまいます。

あるお店では、いつもやってもらえます。具材の投入から取り分けまでやってもらえるので、とても楽ですね。
一方で、多くのお店では、やってもらえなさそうな雰囲気です。お願いしたらやってもらえるのかもしれませんが、お店の人も忙しそうだし、なかなか頼めない感じです。

まあ結局は、値段の高いお店だとやってもらえるのかな、と思います。
でも、「値段の高い」という境目はどの辺りなんでしょうか。

飲み放題付きで3千円のコースだと、お願いできない気がします。そういうところは学生さんなどで賑わっていて、店員も学生バイトが多いですね。いつも忙しそう。

飲み物別で1万円のコースを提供するお店だったら、お願いできるかな…?
そういうお店は店員の対応もしっかりしていて、途中でおしぼりを新しいものに替えてくれたり、飲み物がなくなったらサッと声をかけてくれたりします。とても居心地がよく、鍋料理の取り分けもお願いしやすい。


海外だと、チップを払ってお世話してもらう、とかもできるのかな?
日本でも、追加料金を払えば取り分けなどもやってもらえる、という仕組みをつくったらおもしろそう。
高齢者も多いし、需要はあるのでは、と思います。