ギャンブルが国を滅ぼす | 視覚障害投資家のHappy Days

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お金について知識や知恵をもつことで、人生はより豊かになります。
すべてではありませんが、ある程度の問題はお金で解決できます。
お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

日本にもカジノ施設ができるようです。
競馬、競輪、競艇、宝くじ、そしてパチンコ。
こんなにギャンブルがあるのに、また増やすなんて、正気の沙汰とは思えません。
ギャンブルは何も生み出さない。
食料や製品を生産して日常生活を満たすわけでもないし、芸術で心を満たすわけでもない。
「カネでカネを増やしたい」という人間の欲望を刺激し、結果的に胴元が利益を貪るだけ。
そして、ほとんどの人は使わなくてもいいカネを使い、少なくない数の人が依存症となり生活が破綻する。
最悪だ。


うちの父親もギャンブル狂いだった。
競馬だ。
土日は朝から夕方までテレビの前に陣取り、大金を賭け続ける。
ほとんど負けていたようだ。
負けると機嫌が悪くなり、平気で暴力を振るう。
そして、国家公務員で平均以上の収入があるはずなのに、ほとんどお金が残らない。

ある日、そんな父親を諌めたところ殺されそうになり、家を出た。
まだ18歳だった。

そこから今日まで生きてこられたのは、さまざまな偶然と少しの努力だったと思う。
あんな奴殺しておけばよかった。全くのクズ人間、生きている価値は全くない。
ただ、今だから言えるが、おそらくギャンブル依存症だったのだろう。
ある意味、彼もギャンブルに侵された被害者なのかもしれない。


さあ、ギャンブルをどんどん増やして、日本はどこへ向かうのだろうか。
この国は、ゆっくりと死んでいくのだろう。