SNSに上ってきた
「思い出」の投稿をみて
「こんなこと思ったんだ。。」と
2019年の春に耐久レースに
チャレンジした
いま思い出しても
身体が震えるくらいの
デンジャラスな
チャレンジだった
「命懸け」のチャレンジだった
感情、思考
身体の総力戦
どれか1つにも
不安、疑念を持ったら
その場から一歩も進めなくなる
そんなチャレンジだった。。
よく無事に
日本に帰って来れたなぁ
と今でも思う
山中心のレース中(1週間)は
Noシャンプー
Noシャワー
キャンプ地以外(レース中)は
青空トイレ
水は貴重なため大量には使えない
勿論、携帯なんか使えない
レース初日開始後は
その「非現実的な状況」に慣れず
めちゃトイレ我慢したけど
人間て最速で適応力を
発揮するんだよなぁ。。
数時間後には適応してた
レース中の環境を
「非現実」と思っていた。。
レース後
滞在するホテルで手を洗った時
「水が出る~~~
しかも、温かいのも出る」
って思わず声が出た
そしてなぜか涙が出た
「ありがたいな」と
トイレ行くだけでも感動
シャワーを浴びた時も
「こんなに水出したら勿体ない」と
必要最小限の流水
蛇口を捻れば
綺麗な水が出てくると言う
ありがたさ
シャワーも浴びれる
綺麗なトイレがある
常に、何処かには灯がともってる
携帯も繋がる
レース参加前は
それが「あたりまえ」
だと思っていた自分
だけどレース後は
それが「非現実的」の様に思った。。
レース中の方が
「現実」
の様だった。。
なぜだろう。。
と考えたとき
すぐに思った
私、生きてる
私、生かされてる
と言う感覚があったからだ
日本に帰ってきて
あまりにも何でもありすぎて
便利すぎて
「無いものなんて
無いんじゃなかろうか」
と思った
なかなか感覚が戻らず思った
「便利すぎて
不便なんじゃ~~」
と、しょっちゅう言っていた
友人に
「名言っ
でも、その通りだね。。」
と言われた
一度でも
その感覚を経験すると
いろんな物が
いろんな事が
「ありがたいなぁ」と
思うようになる
そして自分にとって
「本当に必要」なのか
考えるようになる。。
物も。。
人との関係も。。
大切な時間
必要ない物
必要ない関係性に
使うなんて勿体ない
しかし。。
時間が経つと
記憶がうすれて
忘れてしまうのが人間
こうして
思い出させてくれる
現代の、色んな便利なもの。。
時には、感謝
ひとかけらでも
なにかを感じてもらえたら
嬉しいです
では、また