私の処女作、「或る引きこもりと夏 」を三か月かけて完成させてから一日。

三か月かけて作った処女作とは正反対に筋トレをしながら作ったのがこの詩です。
時間をかけずに、飾らない自分の感性を素直に出力できた気がしてこれは賞には送らないでおこうと思い、

ここでひっそりと公開しようと思います。

 

「じゃあ公開なんてしなくていいじゃん」


私の脳裏にはそんなツッコミが浮かんできました。
しかし、
そこはやっぱり「私の詩」。
せっかくだから読んでほしい。
それだけなのです。
2026.02.08


~いしころとぼく~

スチール製の非常階段を
こつこつ こつこつ
ぼくはくだる
かけてくだる

とちゅうで からりと音がして
ちいさい いしころ
ころころおちる

あまりに ちいさいもんだから
ぼくには さっぱりみえやしない

それがなんだかくやしくて
めをさらにして
あちこちさがす

かがんでじっくりみてみれば
さびにまぎれた こいしたち

これじゃあさっき蹴ったのが
いったいどれだかわかりゃあしない

ぼくはやっぱりくやしくて
そいつらまとめて もいちど蹴った

ころころころ ころがって
さっきとおんなじ おとがした

からから からから おとがして
そのあとすっかり しずかになった

ぼくはやっぱりくやしくて
そして ちょっぴり かなしくなった
【2025.07.12】

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