初めての、写真アップです。

やはり写真はいいですね。

今日下賀茂神社の古本市に行ってきましたよ。

ものすごく熱かった。

森の中だから涼しいはずですが、さすが盆地京都、暑いです。

一番上が古本市

たくさんの本屋さんが集まって、毎年開かれます。

今年は、雨にもたたられず盛況なのですが。。。。

２番目の写真

糺すの森の小川の写真。

女の子は、僕とは無関係の子

川は市の横に流れています。

で、３枚目。

何分デフレ気味。

うどんもカキ氷もやすくしてました。

が、今日買った本、全部で９冊

９００円なのです。

本屋のおっちゃんが言っていました。

吉川幸次郎全集本

通常は1冊１０００円なのですが、売れないので１冊１００円にしたとか、本を店からここまで移動させる運賃にもならないと嘆いていました。

ちなみにこの本屋さんは京都では有名な赤尾さんです。

そしてトルストイは今読んでる”魅せられた魂”のあと読もうと思ってる者で、”戦争と平和”。

１年で読めるかな。

次、”若き哲学徒の手記”

棚に無造作に積まれてあった本で何か気になった本、

その本が私に声をかけてくれたのです。

「読んで。」いや「手にとって。」と。

紙の質の悪い色あせた今にも敗れそうな本。

きっと誰も買おうとか思わない本、手に取らないような本。

この本が私に声を書けたのです。

この本は弘津正二さんの書かれた本で、

彼は昭和１１年にソ連の機雷に触れ沈没した気比丸という船にのって遭難死亡した京都大の哲学科の学生だったそうです。（２３歳）

始めて知る名前、どんな人生を歩んできたのか。

きっと学徒動員で戦場に行く予定だったはず。

戦時中の学生がどの様な気持ちで生きていたのかを知りたく思い、買いました。

今の若者と違う生き方をしたはず。すごく興味惹かれます。

古本との出会い、今日はいい出会いがあったと思っています。