MBCの新しい水木ドラマ、「私を愛したスパイ」。

先週から始まりました。

 

まずは登場人物と簡単なストーリーをご紹介します。

 

ユインナ演じるカンアルムは、ウェディングドレスデザイナーです。

 

ちなみに名前のカンは「強い」、アルムは「美しさ」という意味。

美の化身みたいな名前ですね!

美しく育ったから良かったけど、そうじゃなかったら辛かっただろうな(笑)

 

バツイチで、今は二度目の結婚生活を送っています。

夫であるテリクヒョン(イムジュファン)は外交官ですが、それは表向き。

実は産業スパイなのです。

でも、アルムはそれを知りません。

 

テリクは趣味の車のためによくアルムを放ったらかして一人で出かけます。

もちろん本当はスパイ活動をしているんですよね。

 

でも、アルムは夫の趣味には理解を示しているんです。

「バイクでさえなければ良いわ」って言って。

 

ひょっとしたら一度目の結婚生活は夫のバイクの趣味で破綻したのかな??

 

その一度目の結婚相手は、チョンジフン(ムンジョンヒョク/エリック)。

彼は旅行本をたくさん出しているライターです。

 

でもそれも表向き。

実はインターポールの要員でした。

もちろんアルムはその事も知りません。

 

多分エリックは本業のために一人で黙って出かける事が多くて、結局アルムが愛想を尽かしたんでしょうね。

ただ、それで別れることになりましたが、2人とも未だに未練があるみたいなんです。

 

だから、これからの展開は、2人の夫とアルムの三角関係に、スパイ活動が絡んでくるって言うことになるんじゃないかなあ?

 

 

では、ストーリーはその辺にして、1話で私が気になったどうでも良い話を・・・

 

まず気になったのはエリックの初登場シーン。

場所はお寿司屋さんでした。

インターポールの任務遂行のためにエリックが訪れたんですが、先にターゲットは店に来ていました。

 

店の看板を見ると、大きくひらがなで一文字「も」って書いてあります。

 

うん?どういう意味?

 

良く見るとその下に小さく

「모박송이(モバクソンイ)」

と書いてある。

 

ああ、だから「も」か!

 

でも、モバクソンイって何??

調べたけどよく分からない。

モバクは牡丹、ソンイは松茸。

で、だから??

不思議な屋号・・・

 

それで、場面は私の思いとは関係なく進んで行き、

「大トロ!」

「中トロ!」

とそれぞれが日本語で注文をし始めました。

 

ああ、韓国でもお寿司のネタは日本語なのか。。と思った時、

 

「サイドロ!」

 

へっ?何それ?って思ってると、

 

「あっ、頰肉!」って言いなおす。

 

なんじゃそら!?

と、ここで気になって脚本家を調べてみました。

 

脚本家 イジミン。

 

この人の過去作を見ていたら「密偵」がありました!

スパイが好きなのかなあ??

もちろん”密偵”はこんなおちゃらけた内容では全然なかったですが・

 

 

それから、エリックがユインナにプロポーズした時の言葉。

「2人とも好きなことをやるんじゃなくて、2人とも嫌いな事をやって見ないか?」って言ったんです。

 

何故かと言うと、2人とも結婚はしない!と決めていた独身主義者だったから。

でも、主義主張なんて一瞬で変わる物なんですねー(笑)

 

 

あとは・・

そうそう!

このドラマのタイトルですが、

英語では、”The spies who loved me”

となっています。

カンアルムは2回結婚したのですが、相手が2人ともスパイだったので、スパイが複数形なんです。

 

でも韓国語では単数形です。

”나를 사앙한 스파이”(ナルル サランハン スパイ)

 

日本語は単数形と複数形の垣根が曖昧なのでそんなに気にならないかもしれませんが、実は韓国語は英語と同じぐらいそこは厳格です。

 

なのに何故単数形?

 

韓国語にはスパイに当たる"間諜"という言葉がありますが、今回は"スパイ"という外来語を使ってるせいなのかな?

 

でも、ひょっとしたら本当にアルムを愛していたのは1人だけで、もう1人は利用するとか何か別の目的があって結婚したのかも・・・、なんて思ったりしてもいます。

 

 

さて・・・

韓国ドラマのスパイ物って、ちゃちいアクションが多いので、この先ちょっと心配ですが、とりあえずしばらくは続けて見ていきたいと思います。

 

面白いといいんだけど。。←全然期待してないよね(笑)