ベッドに並んで横たわる2人。
ヘジンが
「悲しいわ。そんな痩せた顔をして・・・。
どうして倒れるまで働いたりするのよ。」
「別になんともないよ」
そういった時に、ヘジンが首に巻いているスカーフが目に入ったソンジュン。
「あっ、これ僕のだね」
「コンジュから奪って来たの。いつ来てたの?」
「昨日の晩。会いたくて行ったんだけど、遅かったから我慢したんだ。
いっぱい我慢した。会いたいこと。抱きしめたいこと。もうこれ以上我慢しない」
そう言うと、ソンジュンはもう一度ヘジンを抱きしめ、
「ああ・・。いいなあ・・・」
とつぶやいた。
と、その時、
「お~、マンマミーア!」という声が・・・。
2人は顔を見合わせて
「編集長!」
その一方でヘジンは洋服ダンスに隠れていたんだけど、歯をガチガチならすもんだから、もう少しでバレそうに・・・。
で、早く帰って欲しい2人をしり目に、編集長はなかなか帰らない
編集長がやっと帰って行くのを見届けて、洋服ダンスを開けてあげるソンジュン。
中には、足がしびれて動けないヘジンが・・・。
その姿を見たソンジュン。
「キム・ヘジンは、洋服ダンスマニアだね。
前は僕の部屋の洋服ダンスにいたし」
って、笑います。
その後、ソンジュンが真顔になってヘジンに顔を近づけると、ヘジンは目をつぶり・・・
その顔を見たソンジュン。
「何やってるの?
おっ?ひょっとしてまたキスするとでも思ったの??
え~っ!キム・ヘジンは洋服ダンスだけが好きなのかと思ってたら、キスマニアだったのか~」
ってからかいます。
「違うわよ~」
ってむきになるヘジンに今度はホントにキスするソンジュン。
ラブラブムード全快です
さて翌日。
「今歯磨き中だから後でかけ直すわ・・」とヘジンが言うと、
「じゃあ、僕も一緒に歯磨きする」と言って、一緒に歯磨きしながら・・・
そのあとは、洗濯ものをたたんだり、テレビを見たりしながらずっと電話する2人。
さっき、テレビに映ってたタイ焼きを見て、ヘジンが「美味しそう・・・」って言ったので、ソンジュンが買ってきてくれたんです。
でも、タイ焼きをヘジンに渡すと
「じゃあ帰る」
と言って、すぐに帰って行くソンジュン。
ヘジンはそのあとを追いかけて行き・・・
結局2人はソンジュンの車の中でタイ焼きを食べながらまたおしゃべりの続きを・・・
続いて、他のメンバーたちも。。。
編集部に残ったのはヘジンとシニョクの2人だけ。
その様子を見て、編集長もソンジュンに
「何かを守ろうとする時これという正解はないわ。だからあなたの気持ちも分かるけど、もう少しメンバーを信じていたら、こういう選択はしなかったんじゃないかしら?」
ソンジュンが疲れきった顔で駐車場に下りてくるとヘジンが待っていました。
「キーを貸して。私が運転してあげる」
「いや、大丈夫だよ」
というソンジュンに、
「ずっと頼れる人もいなくて一人辛かったでしょ?
これからは辛い時は私の前で辛い顔して。
一人で頑張ろうとしないで。
何でも一緒にやりましょう。」
その言葉を聞いて少し涙ぐむソンジュン。
そして、ヘジンを抱き寄せます。
さて、翌朝。
ヘジンとシニョクの2人が、重い足取りで編集部に行ってみると・・・
みんなが戻ってきていました。
大喜びのヘジン。
実はソンジュンがメンバー一人一人を訪ねて、戻ってくるよう説得したのでした。
さて、次の日は休日。
でも出勤してきたソンジュン。
机の上を見ると大きなカバンとヘジンのメモが置いてありました。
「お見通しよ。週末なのに仕事でしょ?
しっかり食べて仕事してね」
ノリで「力」って書いてあります。
触ってみるとまだ暖かい・・・
ソンジュンは急いでヘジンを追いかけます。
ちょうど外に出たところにいたヘジンを捕まえたソンジュン。
「昔みたいにたくさん食べないんだ。
あんなには食べられないよ。
一緒に食べよう」
と誘います。
ヘジンは「夕食にも食べてもらおうと思っていっぱい作って来たのよ」
って言うんだけど、
「一緒に食べよう!遠足だ!」
と言って、会社を出て湖のほとりでお弁当を広げる2人。
ソンジュンは
「どうしてこんなにおいしく作れるんだ?
洋服ダンスマニア、キスマニア、その上料理マニアまでやってるのか!」
って。。
食べ終わってから湖のほとりにたたずむ2人。
ヘジンが
「もうほとんどやれることはやったんだから、無理しないで。
この湖みたいに心穏やかに過ごしてちょうだい」
とっても綺麗な景色なんだけど、ちょっと風が冷たくてクシャミをするヘジン。
それを見て自分のコートで包んであげるソンジュン。
「もう寒くないだろ?
ヘジン。20周年特別号を成功させて、MOSTをもう一度立ち直らせたら、僕は君にプロポーズするよ。必ず成功させて、絶対そうする」
「必ず成功してほしいわ。
あなたが言った通り、MOSTをもう一度成功させられたら嬉しいわ、私も」
それを聞いたソンジュンは黙ってヘジンにキスするのでした。
ヘジンが
「悲しいわ。そんな痩せた顔をして・・・。
どうして倒れるまで働いたりするのよ。」
「別になんともないよ」
そういった時に、ヘジンが首に巻いているスカーフが目に入ったソンジュン。
「あっ、これ僕のだね」
「コンジュから奪って来たの。いつ来てたの?」
「昨日の晩。会いたくて行ったんだけど、遅かったから我慢したんだ。
いっぱい我慢した。会いたいこと。抱きしめたいこと。もうこれ以上我慢しない」
そう言うと、ソンジュンはもう一度ヘジンを抱きしめ、
「ああ・・。いいなあ・・・」
とつぶやいた。
と、その時、
「お~、マンマミーア!」という声が・・・。
2人は顔を見合わせて
「編集長!」
その一方でヘジンは洋服ダンスに隠れていたんだけど、歯をガチガチならすもんだから、もう少しでバレそうに・・・。
で、早く帰って欲しい2人をしり目に、編集長はなかなか帰らない
編集長がやっと帰って行くのを見届けて、洋服ダンスを開けてあげるソンジュン。
中には、足がしびれて動けないヘジンが・・・。
その姿を見たソンジュン。
「キム・ヘジンは、洋服ダンスマニアだね。
前は僕の部屋の洋服ダンスにいたし」
って、笑います。
その後、ソンジュンが真顔になってヘジンに顔を近づけると、ヘジンは目をつぶり・・・
その顔を見たソンジュン。
「何やってるの?
おっ?ひょっとしてまたキスするとでも思ったの??
え~っ!キム・ヘジンは洋服ダンスだけが好きなのかと思ってたら、キスマニアだったのか~」
ってからかいます。
「違うわよ~」
ってむきになるヘジンに今度はホントにキスするソンジュン。
ラブラブムード全快です
さて翌日。
すっかり元気になったソンジュン。
張り切って出社します。
もう気分は最高ですから、ハトに糞を落とされても、まだ開いてないエレベーターのドアにぶつかってこけても、上機嫌。
「あっ、眩しい」
みんなには、
「おはよう!良い朝ですね。
今日も1日頑張りましょう」
なんて言うし、口笛まで吹いちゃう。
部員たちは、
「何あれ?怖~い」
「さっきエレベーターに頭をぶつけてたせいじゃない??」
なんて口々に。。
いつも無愛想極まりないですからね。
急にこんなことになったらそりゃ怖いですよ(笑)
そしたら、
「いや、あれは恋人でも出来たんじゃないか?」
って言う人が。。
「副編集長が付き合う人ってどんな人なんだろう??」
それを聞いていたヘジン。
慌てて副編集長室へ駆け込みます。
入ってきたヘジンを見たソンジュンはこの笑顔。
でもヘジンの方は、
「あんまり浮かれてるから、みんなが恋人でも出来たんじゃないか?って噂してるじゃないの!」
と文句を。
「うん?みんなに知られたらダメなのか?」
「私がやりにくくなるから絶対ダメ。
だからいつも通りにしてちょうだい」
「いつも通りってどんな風だ?」
「はあ??
無愛想で、嫌味っぽくって、礼儀知らずで、イヤな感じに決まってるじゃない!」
と、言ったかどうかは分かりません。悪口はどうもよく分からなくて
でもまぁ、そんなことを言ったんでしょう。
ソンジュンはめっちゃ怒って
慌ててヘジンは、「いや、そんなにひどいわけじゃないけど。。」
って取り繕うんだけど、ソンジュンは機嫌を直さない。
「で、とにかく絶対バレないようにしてね!」
と言ってヘジンが出て行くと、
いきなりソンジュンの顔が崩れて
「可愛すぎる」
ソンジュンにはそんなことを言ったヘジンでしたが、自分の方こそ、会議中に思い出し笑いをしたり、スキップしたり、鼻歌歌ったりして、みんなにバレバレ
「恋人が出来たのか??」ってみんなに言われちゃう始末。
その様子を部屋から見てたソンジュンは
「誰が誰を見てバレないようにしろ・・・なんて言ってるんだか。。」
とあきれます。
その夜。
「では先に帰ります。副編集長」
とヘジンが部屋に来ました。、
「一緒にご飯食べようよ」とソンジュン。
でも、「今日は両親の結婚記念日のお祝いがあるから、実家に帰らないといけない。」と、ヘジン。
それでソンジュンは実家までヘジンを送って行きます。
でも、家の前でなかなか別れられない2人。
ババ~、2人は付き合ってる~」
って親に言いつけに。。
で、そのままソンジュンは家に通され、一緒にご飯を食べることになりました。
韓国では、ご飯を食べるときに、ご飯(.お米)の上にオカズを乗せてあげるのが、好意表現の一つ。
だもんで、家族それぞれが、
「これ食べて」って乗っけていくもんだから、ソンジュンの茶碗はこんなことになりました。
「何嫉妬してるのよ!」
って言われちゃうの。
でも、私なんか、白ご飯の上にオカズの汁がかかるのが大嫌いだから、こんなことされたらドン引きだわ
実際ソンジュンも当惑気味でしたしね。
ソンジュンは小食なので困ってただけみたいですけど。。
ソンジュンは小食なので困ってただけみたいですけど。。
で、結婚記念日には家族写真を撮ることになっているから、チソバンも一緒に!
って、ことで、はい、ポーズ。
入れ替わりでハリがやって来て、ハリはそのまま泊まって、ヘジンは帰ることに。
どっちが娘かわかんない、って言いながら。。
ヘジンが家に戻り、歯磨きしているとソンジュンから電話が。。
「今歯磨き中だから後でかけ直すわ・・」とヘジンが言うと、
「じゃあ、僕も一緒に歯磨きする」と言って、一緒に歯磨きしながら・・・
そのあとは、洗濯ものをたたんだり、テレビを見たりしながらずっと電話する2人。
ソンジュンはヘジンの代わりに玉ねぎに話しかけてます。
だいぶ経った頃、ヘジンの家のチャイムがなりました。
「あっ!ちょっと待って。ハリが帰ってきたのかも」
と言ってヘジンがドアを開けると、そこにはソンジュンが立っていました。
さっき、テレビに映ってたタイ焼きを見て、ヘジンが「美味しそう・・・」って言ったので、ソンジュンが買ってきてくれたんです。
でも、タイ焼きをヘジンに渡すと
「じゃあ帰る」
と言って、すぐに帰って行くソンジュン。
ヘジンはそのあとを追いかけて行き・・・
結局2人はソンジュンの車の中でタイ焼きを食べながらまたおしゃべりの続きを・・・
さて、2人の仲は順調でしたが、仕事の方はなかなか思うようには行きません。
そして、とうとう編集部員も廃刊の話を知ってしまいました。
チャ記者は
「どうして私たちに内緒にしていたんですか?
ずっとこの仕事をしてきた私たちにこんな大事なことを一言も言わないなんて。
私たちのことなんか考えてないんでしょ?」
と言って、出て行きます。
そして、とうとう編集部員も廃刊の話を知ってしまいました。
チャ記者は
「どうして私たちに内緒にしていたんですか?
ずっとこの仕事をしてきた私たちにこんな大事なことを一言も言わないなんて。
私たちのことなんか考えてないんでしょ?」
と言って、出て行きます。
続いて、他のメンバーたちも。。。
編集部に残ったのはヘジンとシニョクの2人だけ。
その様子を見て、編集長もソンジュンに
「何かを守ろうとする時これという正解はないわ。だからあなたの気持ちも分かるけど、もう少しメンバーを信じていたら、こういう選択はしなかったんじゃないかしら?」
ソンジュンが疲れきった顔で駐車場に下りてくるとヘジンが待っていました。
「キーを貸して。私が運転してあげる」
「いや、大丈夫だよ」
というソンジュンに、
「ずっと頼れる人もいなくて一人辛かったでしょ?
これからは辛い時は私の前で辛い顔して。
一人で頑張ろうとしないで。
何でも一緒にやりましょう。」
その言葉を聞いて少し涙ぐむソンジュン。
そして、ヘジンを抱き寄せます。
さて、翌朝。
ヘジンとシニョクの2人が、重い足取りで編集部に行ってみると・・・
みんなが戻ってきていました。
大喜びのヘジン。
実はソンジュンがメンバー一人一人を訪ねて、戻ってくるよう説得したのでした。
さて、次の日は休日。
でも出勤してきたソンジュン。
机の上を見ると大きなカバンとヘジンのメモが置いてありました。
「お見通しよ。週末なのに仕事でしょ?
しっかり食べて仕事してね」
ノリで「力」って書いてあります。
触ってみるとまだ暖かい・・・
ソンジュンは急いでヘジンを追いかけます。
ちょうど外に出たところにいたヘジンを捕まえたソンジュン。
「昔みたいにたくさん食べないんだ。
あんなには食べられないよ。
一緒に食べよう」
と誘います。
ヘジンは「夕食にも食べてもらおうと思っていっぱい作って来たのよ」
って言うんだけど、
「一緒に食べよう!遠足だ!」
と言って、会社を出て湖のほとりでお弁当を広げる2人。
ソンジュンは
「どうしてこんなにおいしく作れるんだ?
洋服ダンスマニア、キスマニア、その上料理マニアまでやってるのか!」
って。。
食べ終わってから湖のほとりにたたずむ2人。
ヘジンが
「もうほとんどやれることはやったんだから、無理しないで。
この湖みたいに心穏やかに過ごしてちょうだい」
とっても綺麗な景色なんだけど、ちょっと風が冷たくてクシャミをするヘジン。
それを見て自分のコートで包んであげるソンジュン。
「もう寒くないだろ?
ヘジン。20周年特別号を成功させて、MOSTをもう一度立ち直らせたら、僕は君にプロポーズするよ。必ず成功させて、絶対そうする」
「必ず成功してほしいわ。
あなたが言った通り、MOSTをもう一度成功させられたら嬉しいわ、私も」
それを聞いたソンジュンは黙ってヘジンにキスするのでした。