7年前のことではありますが、私にとって最も大切な思い出を残そうと思います。
東日本大震災が起こる前の2010年秋、大学生だった私は、ずっと憧れていた仙台、松島、白石に旅行へ。
ちょうど二十歳の誕生日を仙台で過ごすことができ、今までの誕生日で最も嬉しかった日です。
3泊4日なので、時間はたっぷりです。
…そもそもきっかけは、高校の時、日本史の授業で知った、政宗公の慶長遣欧使節派遣の話に惹かれたことでした。
(とにかく衝撃だったんです。うわ、すごいぞこの人!みたいな。)
それからというもの、政宗様の生い立ちや生き方について調べていくうちに、いつのまにかとても好きになっていたんです。
どこがどうだから好き…みたいな、そんな簡単な言葉では表せないのです。
(上司や同僚によく聞かれるのですが、非常に困ります。苦笑 そんな軽いものではないんです!って)
だから宮城に行ったときはほんとに嬉しくて、きっと一生忘れられない旅ですね。
一緒に行った友人が、私の二十歳の誕生日プレゼントとして、ずんだ餅を買ってくれて。
ずんだ餅を食べることを楽しみにしていたんですが、いざ食べると…!
「うわーーーーーっ!一体なんなんだこの味はーーーーーーー!!!!!」と、
大笑いしながら大泣きしたんです(笑) 笑い泣き?泣き笑い?
あと、白石城にての話ですが、お客さんが私と友人しかいないこともあり、
担当の方が甲冑を着せてくださって、城内で写真を撮りまくりました(笑)
展示してあった本物の刀(鞘は抜けません)も持たせていただき、実際の重みも体感。
20歳の女子大生が甲冑を来て刀を持っていい感じにポーズを決めて城内でパシャパシャしまくるという絵面…今考えればなんつーことをしたんだ私は!と思いますね←
当時の写真もありますが、お蔵入りでございます。
ちなみに甲冑ですが、某社から出ていた、政宗様の1/2スケール黒漆五枚銅具足のセットを持っております。
買ってから何年経つのか分かりませんが、まだ半分ぐらいしかできてません←前立ての紛失可能性大だし、籠手が難しいし…。
(現在は、来週の引っ越しのため、一時実家預かりですが、転職を機に作成再開できれば…。)
最後は3日目の昼頃、お土産屋さんで、友人と買い物をしていた時の事。
はしゃぎながらお土産を選んだこともあり、はしゃぎ疲れて店内の椅子で休憩していたら、店員さんが話かけてきて。
いろいろ聞かれたので、
【愛媛から来たんですけど、愛媛の宇和島にも伊達家があるんですよ。伊達博物館もあって、何度も行ってます。】と伝えたら、そこから話が盛り上がってしまって!
なんと、賞味期限が切れ(かけ)たお菓子を、いくつか無料で譲ってくださったんです!!!ありがとうございます!!!
【宇和島伊達家】、知っている人は知っているのでしょうが…。
政宗様の長男:秀宗様が伊予宇和島藩初代藩主です。(異母弟の忠宗様が、仙台藩2代目藩主ですね。)
長くなるので割愛しますが、宇和島伊達家について、是非知ってほしいです。また別の機会に。
初代藩主秀宗様をはじめ、幕末の四賢侯の1人である8代藩主宗城様についても。
(幕末の四賢侯の残り3人→松平慶永様、山内豊信様、 島津斉彬様)
…今思い出すだけでも、本当に楽しいですね。書いてて笑いが止まらないです^^
でもそろそろ、楽しい話はここまでにして――
2010年のこの旅を最高の形で終えた私は、2011年の2月から北京留学を決意しまして。
太宰府天満宮の記事でも触れましたが、漢文つまり中国古典文学が専門だったので、中国語を学ぶため留学に行くことにしたんです。
でも、初留学=初海外(笑) それまで海外になんて行ったことのない奴が、いきなり10カ月の留学に行くだなんて!
そして2011年の2月10日に、北京留学が始まりました。
ですが、その約1カ月後の2011年3月11日、東日本大震災が発生するのです。
ちょうど私はその時、寮の部屋で寛いでいたんです。
北京と日本の時差は1時間しかないのですが、たまたま部屋のテレビを付けたら、地震で揺れる町と、津波の映像が映し出されました。
その時の映像が、今でも頭から離れない。
津波が、町の全てを飲み込んでいく様子が。
私はテレビを見てその場から動けなくなってしまい、ただただ泣いて、泣くだけしかできませんでした…。
宮城県はもちろん、平泉のある岩手県や、会津若松城のある福島県など、元々東北が好きだった私にとっては、とてもショックが大きかったです。
留学を終えて帰国してからは、卒論や就活が忙しく、社会人になってからもなかなか宮城へ行くことができませんでした。
ですが、2016年、社会人3年目の夏。
岡山にて、【伊達政宗と仙台藩~国宝慶長遣欧使節関係資料と仙台伊達家ゆかりの名品】という展示会が開催されたのです。
岡山はですね、広島に住んでいる私にとっては隣県だったので、
…私が政宗様を知った最初の出来事、慶長遣欧使節の資料も見られるとのことで、すごく興奮しましたね。
それに、2010年仙台市博物館で見た展示品の一部を約6年ぶりに、また見ることができたんですから^^
国宝指定された「慶長遣欧使節」関係資料や、黒漆五枚銅具足や山形文様陣羽織は、ほんとにほんとに感動です。
丸1日ずっと見ていられる!
出身県には宇和島伊達家があり、伊達博物館にも伺えて、
2010年には、一生忘れられない4日間を宮城・仙台で過ごせて、
2016年には、再び政宗様関連の展示を隣県の岡山で見られて、
そして2017年には、7年ぶりに宮城・仙台&松島に行けて…。
私は、本当に恵まれているんだなと、とにかく感謝の気持ちでいっぱいですね。
こんなにたくさんの機会をくださって、本当にありがとうございます。
今までもこれからも、心からの感謝を。
そしてどうか、今後もこのご縁が絶えることなく、末永く続きますようお見守りください。
続きは、7年ぶりの仙台・松島の旅へ。