そして、チャン・ビン二胡演奏団の開幕演奏。
2つの40周年を記念して、私たちが13年間大切に育ててきた桜二胡の絆を世界に発信すべく、
中国と日本と西洋の名曲をメドレーで演奏しました。
大きな野外コンサートをチャン・ビン二胡演奏団のみんなは、企画、準備、運営、演奏まですべてボランティアでやっています。
仕事や家庭を抱えながらも、時に無理をしながらでも、この音楽会の成功のために一人一人が頑張ってくれました。
会社のように毎日会うメンバーではないので、自宅でできることや連絡を取り合って、細かい作業をチームで進めました。
担当や係ごとに、話し合ったり、協力したり。ご家庭の急な事情で作業ができなくなってしまった団員さんの係を急きょ分担もしました。
本番直前にけがをしてしまった団員さんも、速達で資料を送り合い、引き継ぎをしました。
本番当日、がんばって演奏や設営に駆けつけてくれた団員もいます。
ご覧の通り、2005年の愛知万博以来、13年で初めて、女性団員の衣装を新調しました。
中国各地の大舞台、毎年の桜二胡、和諧の声など、チャン・ビン二胡演奏団の13年の歴史で、ずっと着てきた衣装には、団員の愛着もあるし、誇りもある。そのうえで、多くの団員の様々な声、深い熱い想い、一言では言えませんが、話し合いの結果、新しい衣装を注文しました。
実は輸送の関係で、桜二胡に衣装が間に合わないかもしれないと言われていました。しかし、みんなの願いが通じたのか、本番前日、奇跡的にこの桜色の衣装が届きました。本当によかったです。
長年、チャン・ビン二胡演奏団の応援をしてくれているお客様からも褒めてもらえてよかったですね。
みなさん、よく似合って素敵でした。