日中国交正常化45周年を記念し、また、七夕コンサートの第10回記念の特別ゲストとして、二胡のふるさと江蘇省から15名の江蘇芸術家代表団の来日が決定しました!

二胡だけでなく、琵琶や笛子、古筝、それから、昆曲の演唱まであり、とても豪華なステージになります。

江蘇省は愛知県の友好都市で、文化や経済、さまざまな分野で親しい交流が続いています。
省都は南京市。それから、蘇州、無錫、揚州、南通、常熟、黒酢が有名な鎮江などの都市があるところで、二胡でもよく演奏する「太湖船」の大きな湖、太湖があるところです。


10年前、10歳のヒナが南京に初めて留学し、離れ離れの生活になりました。日本を忘れて欲しくないと思い、中国で頑張って勉強したことを毎年日本で報告してほしいと思い、親子で贈る七夕コンサートを始めました。第10回、10年続けることができたのも皆さんの応援のおかげです。感謝いたします。


七夕の行事も、能の文化も、二胡も、むかし、大陸から船で命をかけて日本に伝えた人がいます。それを日本の人々は大切に受け継いで、日本の文化として育てました。その素晴らしい文化交流、長い長い歴史を歩んで来た中国と日本の文化交流が、いまも続いています。

現代は飛行機で行ったり来たりできる時代になりましたが、文化を大切にする心や、感動する心は、むかしの人たちと同じかもしれません。

現代の日本が誇る能舞台、檜の素晴らしい舞台で、中国の古典から現代民族音楽まで、江蘇芸術家代表団のみなさんと一緒に、私たちの日中文化交流のハーモニーを届けたいと思います。

お楽しみにしてください。


《江蘇芸術家代表団》
中国江蘇省愛涛交響楽団、南京民族楽団、江蘇省演芸集団昆劇院の著名な表演芸術家および楽器演奏家により構成された代表団。昆曲、江南絲竹、現代民族音楽など色鮮やかな中国の特色を備えている。

昆曲とは…中国の古典舞台演劇である戯曲の一形式(崑劇)、あるいは戯曲に使われる声腔(楽曲の曲調や演奏法、歌い方などの体系:崑腔)の1つ。明の1540年ごろ,江蘇省崑山の名曲師魏良輔が宋・元以来の南北音楽の精華を集め基礎を確立。ユネスコ無形文化遺産。

江南絲竹とは…長江の下流、上海を中心とした地域で流行した器楽作品のジャンルで、“絲”は絹糸の弦を用いる二胡、琵琶等の弦楽器。“竹”は笛や簫等の竹で作られた管楽器。そのほか、揚琴、三弦、笙、太鼓、拍板等が使用される。
 



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