【 記事 】
http://www.xici.net/d173314804.htm
http://news.sina.com.cn/w/p/2012-07-16/101324782627.shtml
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朱昌耀、張濱を筆頭に、《平和・友好》二胡音楽会は成功を収めた。
7月15日午後、“日中国交正常化40周年記念―愛の和諧を世界に・平和友好二胡音楽会”は江蘇紫金大劇場で開催され、日本中部地区からやって来た張濱二胡演奏団80名以上の団員と著名二胡演奏家朱昌耀をはじめとする、江蘇省演芸集団の芸術家達が手を携えて観衆達のために素晴らしい二胡音楽会をささげた。
省対外友好協会の会長の呉錫軍、駐上海日本総領事の泉裕泰と省市の関係者、音楽愛好者、日系企業の従業員およそ千人が公演を観覧した。
今年は中国交正常化40周年、“日中国民交流友好年”であり、江蘇省対外友好協会は我が省の文化交際交流を促進するため、駐名古屋総領事館の推進のもとで、日本の二胡愛好家を江蘇の芸術家と同じ舞台で演奏するよう南京へ招待し、二胡を通して両国民の歪曲された歴史に対する反対の気持ちと、平和への希望と代々の友好の共同の心の声を表現した。この事業は既に“日中国民交流友好年”認定事業に選ばれ、両国の主流メディアの注目を浴びている。
張濱二胡演奏団は日本中部地区の二胡愛好者によって構成された非営利団体であり、成立十年来、10歳から70歳以上の700名以上もの日本市民が学ぶ日本で唯一の二胡演奏法人団体であり、当団体は2008年に四川汶川大地震のために日本円100万円を寄付した。
団長の張濱は海外に中国の二胡文化を伝える重要人物と称され、百人の演奏団を組織し、愛知万博、2007年中日体育交流年(天津公演)、上海万博にて演奏し、日本中部地区にて大型の定期公演を行っている。
今回の音楽会では著名な司会者である孫娜堅が司会を担当し、日本の著名な音楽家の竹内雅一、著名指揮者の常畅、および張濱がそれぞれ指揮を担当した。曲目は《枉凝眉》、《陝北抒怀》、《二泉映月》、《賽馬》、《川の流れのように》、《もみじ》などの中日両国の伝統と民謡をアレンジした曲目で構成され、二胡独奏、重奏、大合奏などの様々な形式で演奏された。張濱は指揮しつつ演奏し、舞台上感情が高く舞い上がった。娘の張日妮の《第三二胡狂想曲》はテクニックを備え、観衆はうなずいて賞賛した。朱昌耀の《二泉映月》は人が泣いて訴えているかのようで、紆余曲折を経て、“楽しみて淫せず、哀しみて傷(やぶ)らず”,きめ細かく婉曲な中で穏やかで上品で入神の境地であり、観衆は完全にに引きつけられ、精神を集中して耳を傾け、曲が終わると暴風雨のような拍手の音が鳴り響いた.
張濱団長はこう述べている:私は南京前線歌舞団で学び仕事をしたことがあるで、今回演奏団を率いて日本中部の愛知県から二胡の故郷である江蘇に帰って来ることができとてもうれしく思います。江蘇省と愛知県は友好提携を結んでいます。音楽を通じて日中の市民が友好を促進し、愛知県が日本の“二胡の故郷”として、江蘇の煌びやかで美しい二胡文化を日本で普及させたいです。
張濱二胡演奏団の団員は興奮してやまない様子でこう物語った:二胡芸術の愛好者として、二胡の故郷である江蘇に来て公演を行うことができ、まるで聖地を巡礼する旅のようです。朱昌耀のような方と皆が共演することができ、忘れ難い思い出です。
南京にて日中国交正常化40周年記念音楽会が開催
7月15日,南京市は日中国交正常化40周年記念音楽会を開催した。写真は二胡を演奏している日本名古屋市で活躍する中国二胡演奏家張濱(右前)。
【環球網報道 記者 王歓】日本共同通信社の7月15日のニュースによると、中国南京市は15日に日中国交正常化40周年記念音楽会を開催し、日本名古屋市で活躍している中国人二胡演奏家の張濱らが日中の名曲を演奏した。南京市は2月に名古屋市長の河村隆による“南京大虐殺”を否認する発言のため、日本との文化交流活動を一時停止していたが、今回の音楽会はそれ以来初めて行われた交流活動だ。
今回の“平和・友好二胡音楽会”は上海日本総領事館や愛知県政府などの支持を得て、江蘇省人民対外友好協会などが主催し、約600人が公演を観覧した。演奏者は《荒城の月》や、今は亡き日本の歌手、美空ひばりの名曲《川の流れのように》などを演奏し、観衆は美しいメロディーに陶酔した。
公演を観た1人の現地の女子大生は、日中両国は異なる民族の感情を抱いているけれども、双方の多くの人はやはり友好を望んでいる。このようなイベントを通じて両国関係を修復することができることを望みますと述べた。
愛知県等の地からやって来た二胡演奏団の団員は和服を着て演奏した。
報道によると、河村発言が南京大虐殺を否認したため、南京は抗議を示し友好都市である名古屋市政府との交流活動を一時停止し、3月に行われる予定だった日中両国共同開催の“南京日本周”等の活動も延期された。
編集責任者:李亮