今日は、33年目の日中平和友好条約締結記念日です。
そして、私たちにとっても一生忘れられない日です。
昨年、この記念すべき日に私たちは上海万博綜芸大庁で夢を叶えました。
上海で日本の市民代表として心を込めて二胡の演奏をしました。
応援してくださった多くの皆さん、上海の舞台でご一緒した方、この一年で新しく仲間になった方とも、この大切な思い出を共有したいです。
2005年、私たちは愛知万博で二胡大合奏を実現しました。
そこから生まれた大きな夢
~愛知の感動を2010年上海万博で伝えたい~
5年の間には実にいろいろなことがありました。
最後まであきらめずに取り組み夢のステージを実現できたのは、皆さんの二胡を愛する心と日中友好の素直な気持ちがあったからこそと思います。
現地での様々な出来事も今では懐かしく思い出されます。
2回の公演のうち、1回目の開演直前にピアノが壊れるという大ピンチに陥りました。
伴奏なしの演奏を全員覚悟した中、本番直前に運ばれてギリギリ間に合いましたね。
2公演後には中国のお客様には涙ぐむほど感動していただきました。
音楽に国境はなく言葉のいらない心の交流ができると確信しました。
一緒に舞台に立っていただいた名古屋芸術大学の先生方、ありがとうございました。
公演の様子は日本でもテレビ、ラジオ、新聞等の各マスコミで報道されました。
また、中国でも6省1市に広く紹介されました。その後現地サイドから何度かまた上海にいらっしゃいませんか?とお誘いのメールをいただいています。
私たちの演奏団がこうした活動ができることは、多くの方々の日中友好へのご理解と、二胡文化振興への応援のおかげです。心から感謝します。
皆さんの今後の目標は何ですか?
一緒に新しい夢を造り、これからも二胡を通して国際交流に貢献していきましょう。