《スタッフ記》

メインステージ前日の11日



午後には、浦東の世博事務局へ、講師の先生と、搬入手続きの許可証を受け取りに。

毎日のように、理事の誰かが、事務局へ通っていました。



夕方、ホテルで、深夜搬入用の荷物をトラックに積みこみ

「安全運転でおねがいしま~す」

とお見送りしました。



その後、私たちのメインステージとなる、浦西の綜芸大庁へ。

舞台監督のjimmyさんと、理事さんたちと打ち合わせに行きました。


本番前日まで、わからないことも多くて・・・

かなり焦りました。




ホールでは、カナダパビリオンの政府主催イベントが開催中
なにやら、有名なアーティストさん
ステージも超豪華です。
二胡のチャン・ビンです。



ステージ上の最終確認は、深夜にもう一度訪れることにして

万博会場を後にします。

もう、みんなとのお食事には、とても間に合わない時間なので、ホテルへ直行。




ホテルに着くと、事務局では、理事会の真っ最中。

ホール打ち合わせメンバーに、お弁当が用意されていて

皆さんの気遣い、チームワークに感動です。



上海万博は、深夜12時まで開場しているので

荷物搬入車が入ることが出来るのは、その後になります。

しかも、搬入車の入門チェック、許可証に基づいた荷物のチェックがとても厳しい~

ホールに到着するのは、おそらく25:30頃でしょうと言われてしまいました。



しかも、夕方のホール下見で、搬入口を確認すると

車を駐車するスペースから、搬入口までは、およそ100m・・・

手でひたすら運ばなくてはいけなかったのです。




その状況を想定して、理事会での決定は

ボランティアスタッフの男性陣に加えて、男性団員も出来る限り動員して

みんなで力を合わせて、運びましょうと。

翌日に本番を控えた、男性団員も、快く引き受けてくださりました。

またまた、このチームワークに感動です。



さぁ、深夜24:30にホテルロビーに集合して

タクシー2台にわかれて、深夜の万博会場へ。

24時間体制のセキュリティーチェックを受けて、誰もいない万博会場へ乗り込みます。





二胡のチャン・ビンです。


前日のステージ、カナダのイベント主催者は、24時までに荷物を運び出さなくてはなりません。
車の停車できるスペースまで、彼らも荷物を運んで
車の到着をひたすら待ちます。



深夜と言えど、熱帯夜。
暑い、暑い、暑い。
カナダのスタッフの方が、お水をわけて下さいました。
ちょっとした、交流をしながら、お互いに車を待ち続けます。
待ち時間を利用して、ステージ上の下見もします。



その間、トラックの搬入業者さん(流暢な日本語を話す中国の方)
と電話連絡を何度も何度も

「いま、チェックまで三台目です」

「チェックになりましたけど、時間がかかっています」

「今日は、チェックが厳しいです」

「もう少しで、終わりそうです」

・・・・・

二胡のチャン・ビンです。



「チェック、通過しました。もうすぐ到着します!」


27時近く、ついに、あの紅いトラックが到着しました。


(カナダの皆さんより、一足お先に到着しちゃいました)



二胡のチャン・ビンです。 二胡のチャン・ビンです。


二胡のチャン・ビンです。


全メンバーで、一気に搬入作業を。
運び忘れが無いか、しっかりリストで確認して。




二胡のチャン・ビンです。

皆さん、お疲れ様でした~!
もう、みんな、ナチュラルハイテンションです。


帰るときには、1号門すぐのファミリーマートへみんな直行!

二胡のチャン・ビンです。



購入したのは、スーパードライ!
汗をおもいっきりかいた後のあの味は、すでに、一生忘れられない、思い出です。

サイコー!!!!


二胡のチャン・ビンです。


帰りの道中、タクシーも捕まらず、数百メートルも歩いて
しかも、乗ったタクシーがホテルを間違え・・・
さんざんでしたが、

「明日は、とにかくがんばろう!
でも、終わったあと、また搬出に来るんだよね・・・」

なんて、話しながら、ホテルへ無事に到着したのでした。