10月9日(金)三重県の久居教室特別レッスンでした。
久居教室は、張濱のとても思い出のある、一番古いスクールです。



二胡のチャン・ビンです。

東名阪~伊勢自動車道を走りながら、
講師たちと懐かしい話で盛り上がりながら、いろいろ思い出しました。

10年前、ちょうど芸術ビザをいただいたばかりの頃
初めてのグループレッスンの教室を、当時の久居市で開講できることになりました。
たくさんの方が体験レッスンに来て下さいました。

その後毎月2回、ここに通ったんです。
当時はお金も無くて、高速もなかなか乗れなくて、23号線で2時間半かけて通いました。
毎回レッスン終わった後は、生徒さんたちとご飯を食べたり
いろいろなお話をして交流しましたね。
帰りは夜遅くなって、ひとりで23号を走って
途中で眠くて眠くて、路上に車を停めて寝たことも何度もあります。
ラーメンを食べたり、コンビニに立ち寄ったりしました。

三重県といえば、張濱の芸術ビザをいただいてはじめてのコンサートは
嬉野町のふるさと会館でした。
あのときは、ヒナが生まれてちょっとして、まだ立っているだけくらいで。
車に乗せて、いろいろ走りましたね。
とても懐かしい、たくさんの思い出あるの場所です。

当時からの生徒さんで、今も勉強している方にも久しぶりにお会いできました。
張濱よりも、いろいろ覚えていることもあって、
お話をおききして、いろいろ思い出しました。

こういう原点があって、いまの張濱があります。
演奏団があります。ヒナの成長があります。
全部全部つながっています。
そういう事実があって、縁があって、絆があります。

あの頃は、まだ二胡はぜんぜん知られていなかった。
小さなイベントに、交通費だけで呼んでもらって、いろいろなところで演奏しました。
一日に何ステージもやりました。
移動も激しくて、自分で運転して、着替える時間もなくて、
チャイナ服を着たまま、このあたりを運転していて
道に迷って、変なところに行っちゃったこともありました。
懐かしいです。

みなさん、細く、長くでいい。楽しく、長く、二胡を続けてください。
お休みしてもいい、休憩してもいい、でも、ぜひ続けて欲しいです。
続けたらきっと想い出たくさん生まれるから。

張濱の日本の原点がここにあります。
忘れることできません。

日本のことばで、やはり『初心忘れず』です。

また必ず来ます。また一緒に楽しく二胡をひきましょう。
できれば、来年上海に一緒に行って、一緒に想い出を作りたいです。
ぜひ一緒に行きましょう。


二胡のチャン・ビンです。


特別レッスン終わってから、生徒さんたちと交流の会ができて
いろいろお話できて嬉しかったです。
ありがとうございました。