昨夜、近藤さんと会食できてうれしかったです。
近藤さんとは、コンサートで出会いました。
近藤さんは、15歳のとき満州国大連へ渡って、1年間言葉を勉強して
それでチャンビンの生まれた鞍山で何年間生活されました。
そのときは、昭和18年ごろです。
当時は戦争にかかって、近藤さんが15~6際の頃、たくさんの中国の人に、3回くらい命を助けてもらったそうです。
つらい思い出がたくさんあったそうです。
終戦を聴いたとき、日本に戻れなくて、いろんな複雑な思いを持って、
3年間以内で日本に戻って、親孝行したいという信念を持って、
1年後、中国の友達に助けてもらって、
大連から韓国釜山を経由して、船で日本に戻ってきました。
現在は、日本でご家族、お孫さんにも囲まれて暮らしています。
日本に戻ってから、呉服屋さんを経営されています。
豊田市文化振興財団の特別顧問で
文化振興に努めていらっしゃいます。
79歳で勲章を受けられました。
いま、82歳でとても元気な方です。
2日に1回プールに通っているそうです。
ご本人といろいろ交流して、満州国のこと、たくさん勉強になりました。
おととしまで、懐かしいの大連へ行ってきたそうです。
なぜ、今は鞍山に行かないですか?とお聞きしたら
当時助けてくれた人たちは天国に行って、たぶん会えないだろうと。
それに辛い思い出もいっぱいあるから、行けれないと。
代わりに、
日本に居る中国の人たちにできるかぎりで応援したいと思っていると。
おっしゃいました。
この激しいの人生の中に、大変感動しました。
最後、ご本人がおっしゃるのは、
やはり、日本人と中国人と関係なく、国ではなくて、人間ですよ
という言葉を贈ってくれました。
こういう貴重なお話を聞かせていただいて本当に感謝します。
またいろんなお話を教えてもらいたいと思いました。
とても大切な絆の思い出でした。
ありがとうございました。
そして、とても残念なことに、デジカメのカードが壊れて
せっかく撮った写真がダメになってしまいました。
ごめんなさい。
この写真は、張濱が撮影した 東北有名な観光地「千山」
遼寧省鞍山にあります。
時代は違うけど、近藤さんと張濱それぞれの思い出がたくさんあるの場所です。