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「子どもの短所ばかりが目についてしまい、いいところが見つからない」と自身のマイナス思考を嘆く保護者。教育評論家の親野智可等氏が、見方を変える「リフレーミング」手法について解説し、アドバイスする。

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【親野氏のアドバイス】
人は誰でも一定のフレーム(枠組み)で人や物事を見ています。そこで、自分のフレームを一回こわして、まったく新しいフレームで見る「リフレーミング」という手法をおすすめします。今のフレームでは短所に見えることも、別のフレームを持っている人が見れば、まったく別の見え方になります。他人になることはできませんが、別のフレームで見ることはできるのです。

たとえば「マイペースでだらしがなく弱虫な兄」を、フレームを変えて見てみましょう。「マイペース」は、自分のペースで生きられるということ。これは、長い人生を生きていくうえで大切なことです。「だらしがない」は、細かいことは気にしない大らかさがあるということ。「弱虫」は、きっと優しくて人と争ったり攻撃したりしたくないのでしょう。温かみ?穏やかさ?優しさを感じさせる子ですから、将来、仕事でも家庭でも、よい人間関係の中で生きていけると思います。

「せっかち、でしゃばり、生意気でいばりんぼう、言い付けが多い妹」もフレームを変えると、物事をてきぱき処理する積極的な性格で、やる気にあふれ正義感がある子どもに感じられますね。将来、目標に向かって努力しどんどん達成していけそうです。

マイナス思考の減点主義的なとらえ方をしたとき、リフレーミングしてプラス思考でとらえ直すよう意識的に心がけましょう。まずは今の自分自身を肯定すること、それがプラス思考への第一歩です。