4月限定の30時間補助開拓者キャンペーンがリリースされた。

乗るも乗らぬも結構だと思うが、一つだけ正しいと言えることは、補助開拓者であろうがなかろうが、その人が払った30時間の努力の価値は神の目には変わらないという事だ。

その月、いつも通り補助開拓をしないで30時間奉仕する伝道者、いつもの時間で補助開拓ができる事を喜び補助開拓者の名を得る伝道者、いつもは50時間奉仕しているのに20時間減らす連続補助開拓者、いつもより少しのプラスαで補助開拓者になれる事を励みにそのプラスαの努力を払う伝道者があろう。

私が危惧しているのは、会衆内で非常に大勢の伝道者が補助開拓をする為に、自分もしないと恥ずかしい、自分もしない訳にはいかない、あの姉妹ですらやるのだから私もしなければならない、補助開拓をしないとかえって目立ってしまう、私が補助開拓をしないと主人の特権に関わる、といった気持ちが心にある状態で補助開拓キャンペーンに乗る伝道者がいるのではないかという事だ。

神は人と比べてではなく、奉仕時間でもなく、ポジションでもなく、ただ心の状態をみて評価してくださる方であるということを忘れてはならない。

正直に自己吟味して、上に挙げたような動機が自分にあると認めるのであれば、やらない勇気を持って、その月神との個人的なつながりを強くする機会としてはどうか。

組織との関係ではなく神との関係を重視できる真のクリスチャンに成長できると思うから。