昂平くん、春菜さん、ご結婚おめでとうございます。





 

また、ご両家におかれましてもこのたびはおめでとうございます。

心よりお祝い申し上げます。




昂平君は私の甥にあたりますが、私が栃木に住んでいることもあって滅多に会う機会がなく、たまに会うたびにその成長した姿に驚いています。

そして、このたびも結婚するということで久しぶりに会ったのですが、しばらく会わないうちにすっかり大人になり非常に頼もしく感じました。

春菜さんには昨晩初めてお会いし食事を共にさせていただいたのですが、二人が並んでいる姿を見ていると明るく爽やかでお似合いのカップルでとても微笑ましく感じました。




 

そんな二人に老輩の私からアドバイスを送ります。

 

それは、「いつも会話の絶えない家庭」を習慣付けてください。

 

互いに愛し合って一緒に暮らす二人ですから、相手が何を思っているのか顔を見れば概ね察っしが付くこともあります。

そしてこれは月日が経つにしたがってより濃くなってくるものです。

 

相反して、これに伴い気付かぬうちに少なくなってくるのが「会話」です。

「言わなくても解ってくれているだろう・・・」とか、

言葉にするのが「照れ臭い」とか「面倒」とか・・・

これは私どもに限らず多くの夫婦が思い当たることだと思います。

 

会話の量に比例して夫婦の間の距離も近くもなり遠くにもなります。

 

なので、お二人には年老いても快活なコミュニケーションができる明るいご家庭を築いていって戴きたいと思っています。

 

中でも特に、「ありがとう!」の感謝と尊敬の意は是非言葉にして相手に伝えて欲しいと願います。

 

私は、この「ありがとう」という言葉が、送る側、受け取る側双方にとって心穏やかにさせる魔法の呪文だと思っています。

もちろん「感謝と尊敬」の気持ちがあっての上ですが、感謝の気持ちを上手な言葉で表現できないときでも「ありがとう!」の一言で相手も自分も幸せになれるシーンが少なくはないと信じています。

 

お二人にはこれからの夫婦生活で、より沢山の「ありがとう」の言葉が飛び交う家庭になることを期待して結びとさせていただきます。

 

本日は誠におめでとうございます。


平成30年11月24日 吉日