4月の半ば、約2週間の入院を終え退院。
今回は術後というわけではないので、重いものを持ってはダメとか、
筋トレ禁止とか...などの規制事項はないと思っていたのですが、、、
白血球の数値が絶賛減少中な時期のためか、禁止されるまでもなく、
身体は思うようには動きませんでした。
風邪をひいたり、熱を出したり、ケガや火傷をすることはご法度なので、
常にマスク着用、手洗いうがいは念入りに、、、生もの禁止!
先生いわく、私は他の方よりは白血球の減少の度合いが少ないと
言われたのですが、それでも減り続けている間はずーーっとフラフラ
している状態でした。。。
白血球が減少しているせいなのか、卵巣欠落症状の一部なのか、
普通に抗がん剤自体の副作用なのか、はたまた、単なる体力不足?
どこに原因があるのか、私には全くわかりませんが、、、(笑)
血液検査の数値。大事なポイントは二つ。
「白血球」の数値と白血球の成分の一つである「好中球」の数値。
好中球は、体内に侵入した細菌や異物を自らに取り込んで消化
してくれる働きがあるので、この数値が低くなればなるほど抵抗力が
低くなるということのようです。
抗がん剤投与日は、4月5日。
白血球の正常値は、3400~9000
好中球の正常値は、1600~6400
白血球 好中球
4月4日 6200 3510
4月6日 6960 5620
4月8日 5560 3850
4月11日 3170 1570
4月13日 3100 1680
4月15日 2710 1320
4月19日 3020 1100
4月22日 5520 2150
6日に好中球の数値が跳ね上がったのは、おそらく、前日に投与
された抗がん剤を異物とみなしたためでしょうね。
19日と22日は、退院後であったため、外来診察での検査でした。
19日の時点で、好中球が「1100」。
1000を切ってしまうと、感染症を起こしやすくなるため、白血球を
増やす「G-CSF」という注射をうつこともあるようですが、やはり
これにも、発熱や痛みなどの副作用があるようです。。。
先生も、打たずに済むならそうしたい、とのことで、この日は様子見。
3日後の22日に外来診察追加。
...いきなり正常値に戻ってました(笑)。
なんでしょう。この回復力。我ながらなんて逞しい!
体力が落ちていることには変わりはないので、その辺は気をつけつつ、
普通に日常生活を送る許可が下りました。(=生もの解禁!!!)
この副作用で何が辛いって...風邪をひかないように、とか、発熱
に気をつけることなどもありますが、、、
何よりも、お刺身やお寿司を食べるのに白血球の数を気にしなければ
いけないということが一番辛いのです(笑)。