珍しく5時代に帰宅した嫁。

ということは、食事は作るつもりなのか?


7時前にキッチンを覗くと

何にも夕飯の準備をしている気配はない。

やむなく米を炊き、冷蔵庫の中をさらう。


30分ぐらいして娘に声をかけると

夕方、何やら食べたらしく

食欲ないからご飯いらない、という。


それじゃ、ひとりで食べるか。

嫁の分はあるけれど食事の声掛けは

いつもしていないので掛けずらい。


と思ったら、いつのまにかダイニングに嫁。

ちゃっかり座って待っている。

少しばかりのご飯と箸を渡すと

そこそこ食べて、また寝室へ。

そこへ娘がやってきて

「やっぱり食べる」と残り物に箸をつけた。


僕はいつものように

素知らぬ顔で、テレビを眺めている。


離婚まで、あと2078日。