中古車で買ったときから、どうもリヤの車高が低いと思っていました。コーナーでの接地もですし、無負荷の状態でスイングアームがちょっと上がっている気がするのです。

ゼロゼロソフテイル-リヤサス
車体を下から覗き込むと、リヤサスの前方は純正らしからぬ固定方法になっています。(もう緩めてみています)

ゼロゼロソフテイル-キジマ
ネットで検索すると、キジマのダウンリンクアジャスター(HD-05411)のようです。写真は通販サイトのものです。

ゼロゼロソフテイル-構造
構造は簡単です。長いボルトの上の3つのナットの位置で車高が決まります。一番車高が高くなるのはサスとフレームが接する状態、次にナットを一つ、二つとはさんでいきます。ボルトもナットも2面は3/4インチです。19mmのスパナが使えますが、車載の3/4インチのメガネレンチのほうがよさそうです。

もっとも、ナットなので無段階に調整することも可能ではありますが、ボルトだけに負荷がかかるようなとめ方はちょっと怖いので避けています。

ゼロゼロソフテイル-ローダウン2
これが中古車で買った状態です。ナット二枚分のローダウンでフェンダー下端でタイヤのトレッド面がちょうど隠れるぐらいです。

ゼロゼロソフテイル-最高
ナットなしで一番高くしてみました。タイヤが違うので厳密には比較できませんが、フェンダー下端がタイヤの上端と同じぐらいです。キジマのダウンリンクアジャスターの最高セッティングなので純正よりも高いか低いかは分かりません。跨ると明らかに車高が高くなっています。

ゼロゼロソフテイル-さがりぐあい
最終的にはナット1枚のローダウンにしてみました。フェンダー下端はタイヤのトレッドを少し隠す程度です。跨った感じも上記の二つのちょうど中間ぐらいの感じで違和感はありません。

ゼロゼロソフテイル-全体図
この時の全体図です。まあまあ前後のバランスはこんなもんじゃないでしょうか。フレームやマフラーは若干後ろ下がりのような気もします。

一般的にはローダウンは低いほどCoolといわれていて、フェンダーとタイヤの隙間が少ないほうが良いとされています。つまり、使い勝手で我慢できるギリギリまで下げるということです。僕は必ずしもそうだとは思っていません。ソフテイルフレームでもある程度の高さでボリュームを出したほうがいいような気がします。フェンダーの形状にもよると思いますが、フェンダーはいろいろ試せるものではないので難しいものです。