OUTEXのチューブレスキットを施工した後、ホイールにエアを入れた翌日、タイヤのエアは見事に抜けていました。テープを貼るのは難しかったので、どこかで失敗したのかもしれないと思っていました。
その推測だと、どこかのニップルからエアが漏れるはずです。自転車用ポンプでエアをもう一回充填して、スプレー式洗剤をふりかけました。すると、
何とエア漏れはニップルではなくビード部分でした。つまりテープでやったところではなく、そもそもリムとタイヤのところです。
一箇所だけではありません。ここにもありました。
こっちもです。ガムテープでしるしをつけてあります。合計で左右両方とも3~4箇所ありました。
しかし、実際にリム内部を見ても、エアが漏れる傷や錆などは見当たりません。リム継ぎ目がもれやすいのは当然ですが、ホイール一本で不規則に7箇所ももれているのは異常です。ネットで検索すると「ビードシーラー」なる液体を塗るとこういうエア漏れの予防になるとありました。しかし!
発見しました。DID、日本製のハーレーのリムの内側には縦の溝が切られているじゃないですか。チューブレスタイヤが内圧で押さえつけられて空気をシールするのは、リムのラジアル方向の面よりも、この壁の内側のはずです。そこに縦溝があればシール性が悪いのは当然です。
このリムはチューブ専用ですから、チューブレス化を考慮されていないのでしょう。縦溝はタイヤとホイールがブレーキの力でずれるのを防いでいるのでしょうか。
ということを、オートバックスのアルミホイールを何気なく見ていて気づきました。これが原因なら、ホイールから不規則にエア漏れしたことも納得できます。
リムの溝を埋めようと考えました。パテというより、硬化しても柔軟性があるもの。シールです。塗料というより粘度が高そうなものが理想でした。ホームセンターで偶然いいものを見つけました。お風呂などの隙間に埋めるシール剤です。セメダイン製のバスコーク、色はグレーにしました。一晩で乾きますが、硬化後もゴムのようになるのがパッケージのサンプルで触って確かめられます。
早速リムの縦じまのところに塗ってみます。指で押さえて、縞に行き渡るように。薄くなのでバスコークのチューブの2割も使わずにフロントホイールの左右の縞を埋められました。いい感じです。
2時間の乾燥の後、半乾きのままでホイールを組んでエアを充填しました。
かれこれ、タイヤの着脱もうまくなりました。さすがにチューブレスタイヤは取り扱いが簡単です。
その3につづく。

その推測だと、どこかのニップルからエアが漏れるはずです。自転車用ポンプでエアをもう一回充填して、スプレー式洗剤をふりかけました。すると、

何とエア漏れはニップルではなくビード部分でした。つまりテープでやったところではなく、そもそもリムとタイヤのところです。

一箇所だけではありません。ここにもありました。

こっちもです。ガムテープでしるしをつけてあります。合計で左右両方とも3~4箇所ありました。
しかし、実際にリム内部を見ても、エアが漏れる傷や錆などは見当たりません。リム継ぎ目がもれやすいのは当然ですが、ホイール一本で不規則に7箇所ももれているのは異常です。ネットで検索すると「ビードシーラー」なる液体を塗るとこういうエア漏れの予防になるとありました。しかし!

発見しました。DID、日本製のハーレーのリムの内側には縦の溝が切られているじゃないですか。チューブレスタイヤが内圧で押さえつけられて空気をシールするのは、リムのラジアル方向の面よりも、この壁の内側のはずです。そこに縦溝があればシール性が悪いのは当然です。
このリムはチューブ専用ですから、チューブレス化を考慮されていないのでしょう。縦溝はタイヤとホイールがブレーキの力でずれるのを防いでいるのでしょうか。
ということを、オートバックスのアルミホイールを何気なく見ていて気づきました。これが原因なら、ホイールから不規則にエア漏れしたことも納得できます。

リムの溝を埋めようと考えました。パテというより、硬化しても柔軟性があるもの。シールです。塗料というより粘度が高そうなものが理想でした。ホームセンターで偶然いいものを見つけました。お風呂などの隙間に埋めるシール剤です。セメダイン製のバスコーク、色はグレーにしました。一晩で乾きますが、硬化後もゴムのようになるのがパッケージのサンプルで触って確かめられます。

早速リムの縦じまのところに塗ってみます。指で押さえて、縞に行き渡るように。薄くなのでバスコークのチューブの2割も使わずにフロントホイールの左右の縞を埋められました。いい感じです。
2時間の乾燥の後、半乾きのままでホイールを組んでエアを充填しました。
かれこれ、タイヤの着脱もうまくなりました。さすがにチューブレスタイヤは取り扱いが簡単です。
その3につづく。