7kmの通勤で雨の日に車を使えないので、雨用という苦しい言い訳でモンキーを買ってしまいました。もちろん、友人のモンキーをいじっていたことで長年溜まっていた何かが弾けた感じは否めません。

ゼロゼロソフテイル-かってしまった
この状態で買いました。フレームは1300000番台、エンジンは2000000番台のニコイチらしいものですが程度は悪くありません。フレーム以外の外装もすべて2000000番台のものが乗せかえられている感じです。サスの動きもスムーズ。

実は、この時点で驚きの事実です。マフラーをノーマルにして試しに乗ってみたところ、エンジンの回転がすごく伸びます(80ぐらい?)。ノーマルの吹けあがりではありませんので、この中古車は何か施されているのかもしれません。ちなみにギヤ比はフロントが13T、リヤが31Tということなので、12Vモンキーの純正のギヤ比です。

ゼロゼロソフテイル-ナンバーとシートとキャリアレス
次の瞬間にはこれです。
シートはキタコのTLシートタイプ3。メッシュタイプで1万290円。シート裏のステーが自由にずらせるので位置の微調整ができます。

キャリアレスキットはデイトナで5040円。テールランプとウィンカーをそれぞれ保持する形なのでウインカーを移設しても対応できそうです。キタコのTLシートともあいましたが、テールランプの配線がちょっぴり見えるので工夫がいるかもしれません。

黄色いナンバーは堺市役所でボアアップ申請をしました。
ボアアップに必要な書類は届出済証(いわゆる書類)、50ccのときのナンバープレート、ボアアップ後の排気量を証明できるもの(僕の場合はボアアップキットの取扱説明書)、印鑑のみでした。無料です。
自賠責も切り替えると聞いていたので保険会社に電話して「来てくれ」といわれてわざわざ行ったのですが、いろいろ調べた後、「今回のボアアップでは切り替え不要です」と追い返されました。どういうことなのでしょう。
三井住友海上火災保険の某支社です。名刺ぐらいもらっておけばよかったです。

マフラーは友人のノーマルを拝借しております。

ゼロゼロソフテイル-ジェネレーターカバー
エンジン左側のジェネレーターカバーがやはり白く錆びていたので、今回はスチールウールで塗装を落とし、その後で耐水ペーパーのようなスポンジで磨きました。鏡面ではありませんが、つるつるです。ただ、HONDAの文字の周りはきれいになるところとならないところがムラになったので、水性エナメル塗料を筆で塗ってみました。

水性塗料なので部屋で作業できます。はみ出ても半乾きになったら爪楊枝でこすればきれいになるので修正できます。乾いた後、全体にアクリルのクリア塗装を2回しました。

ゼロゼロソフテイル-ワイヤー類
もう一つ納車直後にやりたかったことを実現するため、まずはハリケーンの150mmロングケーブルたちです。アクセル、クラッチ、ブレーキワイヤー、あとは電線を延ばすキットです。(これだけ300mmロング)


ゼロゼロソフテイル-ハンドル
上が純正ハンドル。下がシュウィン(SCHWINN、アメリカの自転車メーカー)のハイライズエイプハンガーハンドルバーです。350mmぐらいアップします。1890円。安い。
これをキジマのハンドルポスト、4763円でトップブリッジに取り付けます。

ゼロゼロソフテイル-ハンドルバー
なかなかいいバランスです。乗った感じではもっと前に倒してもよさそうですが、グリップが角のようにたってしまうので小僧っぽくなりジェントルさが失われます。このへんが限界でしょう。

ゼロゼロソフテイル-さっきのジェネレーター
そうそう、ジェネレーターカバーもクリアが乾いたので取り付けます。下のねじが一本ありませんでした。その程度で中古車屋には言いませんが、バイク屋の熱意が測れます。

ゼロゼロソフテイル-だいたい
ハンドル交換はほぼ終わりました。ケーブル処理はもうちょっと考えます。この後、左のグリップもちゃんと移植でき、シェイクダウンも無事に終えました。

近所を少し走ってきましたが、なかなかいいです。リヤサスのダンパーが効いていない感じなのが気になりますが、アイドリングの静けさなどが大人です。タイヤはそのうち交換します。