クルーザーといえば太いタイヤです。ちなみに、ビーチクルーザーは砂浜を走るためにタイヤが太くなり、サーフボードをハンドルに乗せるためにハンドルにスポンジが巻かれ、片手で運転するためにコースターブレーキ(ペダル逆転ブレーキ)が採用されたと言われています。


tire3
太い舗装路用タイヤのためにフレームも太くなっています。サイズと銘柄はこちら。

前: Felt quick brick, 26x2.125 (57-559)
後: Felt thick brick, 24x3.0 (75-507)


tire1

オフロードのようなゴツゴツしたブロックよりも、こうしたクラシックなパターンが似合います。タイヤノイズも低く、抵抗も見た目ほど大きくないようです。クラシックなパターンは、古くはレーサーのものだったのでしょう。「ちょいクラシック」と「ちょいレーシー」は渋いチョッパーのキーワードだと思います。


tire2
リヤフェンダーはもう少し下げてタイヤのトップがフェンダーで隠れるぐらいが適当です。


前が26インチ(MTBと同じ)、リヤが24インチなので選択肢は少ないサイズですが、通販で同じものが手に入るようです。タイヤの横が白いホワイトウォールにすると60年代以前のさらにクラシックな雰囲気になります。このタイヤが磨耗したら試してみるかもしれません。


リヤタイヤの幅が3インチとなると自転車としては太すぎて選択肢がないのですが、24インチという径は逆にオートバイには大きすぎるサイズのようで、結局は各クルーザー自転車ブランドのクルーザー用タイヤしかありません。