夕方の井戸端会議中、メンバーの一人が「あのおばあさん、3時半位からずっとウロウロしてる」と、白髪の女性を見て言う。
皆、最近越してきた家の人かも、と、その家に行ったら違う。
「この道真っ直ぐ」と本人が言うので行ったら違う。
名前は言えるが住所はわからない。
この時点で、私は警察に電話。井戸端会場に戻り、そこに警察来る。
ハッキリ話せるのに自分の名前以外は何もわからない。冬服に洗濯ハンガーを入れて着ている。
警察も中々身元分からず、仕事から帰宅中の消防団員も巻き込み、この人、昼過ぎがら徘徊している事が分かる。
本人曰わく、一人暮らし。
この状態で一人暮らしアカンやろ!
警察が、おばあさんの持ち物全て出させて、メンバーのお嫁さんが渡したレジ袋に入れる。
その中に、○○と地名の書いた紙があった。
ここから徒歩一時間はかかるで。それから4~5時間、この辺りを徘徊してる。
そのおばあさんは、警察車両に乗って保護されたのであった。「すみません」ばかり言っていた。
まぁ、ご近所ネットワークのすごいこと。通り掛かりの3~4人も巻き込み「この人見たことある?」と聞く。
「ここに座ってたら何かあるなぁ」とみんなで。
去年は私、救急車呼んだで…
私達、50代から80代なので、「私もああなるんかなぁ…」と。特に私、リスク高いよね…
それぞれ、色々考えてしまった。
通報者として住所、氏名、電話番号を聞かれたので、おばあさん身元分かれば、警察から電話あるかも。
午前中はカルチャーだったし、バタバタした1日だった。早く寝ようっと。