どうも、ゼロです

皆様！なんと今年2021年は特撮界隈も盛り上がる年でございまして！

なんとウルトラシリーズが55周年！仮面ライダーも50周年！しかもスーパー戦隊シリーズは今年で45作目となります！

そんな中、僕が過去紹介した特撮作品もなんと仮面ライダー、帰ってきたウルトラマン、ミラーマンと共に50周年を迎えたんです！

その作品こそ！！

そう！シルバー仮面です！！

シルバー仮面についての話はまぁ、改めて紹介したものを観てもらう、または実際作品を見てもらえたりなんてしたら幸いです

でも、今回紹介するのはパワーアップしたシルバー仮面！！

その名も！！

シルバー仮面

ジャイアント

そう！なんとシルバー仮面が巨大ヒーローになるんです！

え？でもそんな風には見えなかった？

大丈夫、どうして彼がこうなったかをまずは内容的に紹介しましょう

春日兄妹の旅はかなり過酷を極まったものになっていて、父親の事を知る科学者の元に行けば光子ロケットを狙う侵略者と会い、そこに住んでいる人々からは「お前たちが来たからこんな風になったんだ」と非難され、時には石を投げられたりしていった

そんな過酷さから末っ子のはるかの精神は疲弊していき大阪にいる阿部博士のもとに行かせ離脱させていた

そんなある時、長女のひとみがタイタン星人によって捕まってしまい、光子ロケットの格納庫にて春日兄妹にタイタン星人のためにロケットを作るように要求、実質奴隷になれと言ってきた。

だが、兄妹たちは亡き父の想いを継ぐためにそれを拒否、なんとかひとみを救いシルバー仮面とタイタン星人が戦う！！

戦いが終わり光子ロケットは無事かと確認しに行く途中壁に隠された文字を発見する。

激しい戦闘だったから出てきたんだろう

この字の主は亡き父

兄妹たちが手の模様に合わせると

なんと光子ロケットのエンジンの方程式！

そして、なんとその奥にはそのエンジンが！！

ついに春日兄妹の長く辛い旅は終わったのです

え？これで終わりじゃないのかって？

いやいや、数々の宇宙人がこのロケットを狙ってやって来たんですよ～？

宇宙が征服できるほどのロケットなんですよ～？だから次週は

なんと実際に光子ロケットで宇宙にくりだすぞ～！

理由はしっかりあります。ある研究所の所長から3つの宇宙ステーションの交信が途絶えたんです。だから調査をしに行ったんですね

さて、現場に着くと

なんと宇宙ステーションは破壊され、侵略を完了した目印かのように旗が刺さっていた

その旗はなんと巨大な宇宙人サザン星人によるものだった訳です！

巨大なサザン星人にはあのシルバー仮面も流石に手も足も出ない！とにかくここは退散しようとするも光子ロケットが攻撃されてしまう！

流石の光子ロケットもダメージが深刻だったようでエンジンが止まってしまいそのまま地球に激突してしまう！

そうして現れたのがパワーアップしたシルバー仮面ジャイアントなんです！

ここからなんとレギュラー陣が加わり、4人の春日兄妹と光子ロケットを完成させる手伝いをし、宇宙ステーションの件を依頼したのと、宇宙科学研究所を持っているので壊れた光子ロケットを治すために春日兄妹に居場所を与える津山博士(演:岸田森)と

その娘の津山リカ(演:北村佳子)

それと、終盤に2回出てくるひとみの婚約者

秋山浩(演:池田駿介)なども出てきます

そう、先述したとおり春日兄妹はついに津山宇宙科学研究所という落ち着ける場所を手に入れたわけです

そこではレーダーもあり侵略者を感知することが出来る、だから落ち着いたわけですね

さて、そんなジャイアント仮面、パワーアップしたところがあるんです！

なんと等身大だったときはそれっぽい必殺技と言うのはなかったのですが

ベルトから鞭を出したり！

剣を出したり

光線技を使ったりもするようになるんです！

さて、なぜそうなったかと言うと、理由は同じ放送時間に円谷作品の「ミラーマン」がやっていたからと言うのがあります

皆様も名前だけは聞いたことがあるかと思います

2次元人と人間の間に生まれた主人公が自分がミラーマンであることに苦悩しながら侵略者インベーダーからこの地球を守る話で、特殊効果がかなりあり、光線技も豊富で、渋めなシルバー仮面よりも子供たちからは人気があったそうです

そういう事もあって路線変更を余儀なくされ当時丁度「帰ってきたウルトラマン」のおかげもあり第2次怪獣ブームもあり、それに乗る形にしました。

ただ、だからと言って話は明るい話ばかりでもなく、しかもシルバー仮面の渋さ、地味さと言うのはなかなか掃えないものでした

そして、結局、放送は全26話で終了となりました

正直、今作を通して観てみるとなかなか従来の特撮作品では見ない展開、設定が多くある意欲作だと思えました

しかも、案外今見ると凄い成功してるように思えるものでした

当然当時の流行だとか動きに合わせた部分もあります。スポ根回だったり、公害だったり、帰ってきたウルトラマンでもあった観音像を使った侵略だとか・・・

まず、春日兄妹自体が学生活動家に重ね合わせられてたんじゃ？という説が出るくらいですし

そんな時代を知るのにも適しているうえに物語1話1話に込められたメッセージ、見せ方に力も入れているな、と見て取れるほどでした

古いし、マイナーだし・・・と言わずに騙されたと思って観てみると多分結構好きになるんじゃないかと思えます

さて、ちょっと語らせていただきました

春日兄弟がアンドロメダ第2星雲に向かうために地球を発ってから約50年の月日が経ちました。

片道に30年、行って帰ってくるだけなら後10年で彼らは帰ってくるのでしょうかね

それともそこで今も楽しく老後を暮らしているのでしょうかね

そう思いを馳せるゼロでございました。

それでは今回はここまでにします

最後まで記事を読んでいただき本当にありがとうございました。

では！