どうも、お久しぶりです
ゼロです
最近よく過去やってたゲームにまたハマってしまいまして更新が遅くなってしまいましたね
それでは久しぶりに紹介する映画です!
ヒルコ/妖怪ハンター
漫画家諸星大二郎先生が1974年から連載を始めた「妖怪ハンター」を「鉄男」「野火」で有名な塚本晋也監督が実写化!
主役の稗田礼二郎はスーパースターの沢田研二さんが演じています
では、内容に移りましょう!
ある夏の日、妖怪の実在を訴え異端扱いされ学会を追われてしまった考古学者の稗田礼二郎(沢田研二)の元に手紙が来た
その差出人は稗田の亡き妻の兄、八部 高史(竹中直人)からだった
内容は古代人が悪霊を鎮めるために作った古墳があるかもしれないという手紙だった
稗田は高史の元に向かった
そんな手紙を送った高史は
生徒の月島令子(上野めぐみ)と古墳の調査に出ていた
それから少し経ったが高史と月島は古墳に行ったっきり行方不明になってしまい、高史の息子で月島を密かに想っている八部 まさお(工藤正貴)とその友人の片桐と青井が夏休みの学校に行き二人を探していた
意外にもあっさりと月島は見つかり、別の生徒に声を掛けられそして二人はいい感じに・・・
まさおは立ち去ろうとする
が、いきなり高熱が出てしまいまさおの背中にあざが出来てしまった
それを冷やすために廊下に出ると何者かがまさおを狙っていた
偶然学校に向かっていた稗田が妖怪探知機を作っていたからなのかまさおは助かるが、稗田の学説を信じていなかったり、おばさんが死んでしまった原因があるためによく思っておらず口論になってしまうが稗田が何かを見つけてしまい、まさおがその姿にまた怒る
まさおが怒りをぶつけると2人分の首のない死体が衝撃で倒れてきて稗田とまさおは学校から逃げ出そうとするが、まさおの友人二人がまだ学校にいる事に気が付く
稗田はいつ妖怪と遭遇してもいいように開発した武器を持って学校に再び入っていく
その最中稗田と行動していたまさおがまた高熱を出してしまう
まさおが体を冷やすために水道に行き上半身を脱ぐと背中に青井と月島と一緒に居た生徒の顔のあざが出来ていた
そんな事がありながら2人を探しに行くがどちらも手遅れで稗田とまさおが見つけた頃には首のない状態になっていた
2人は職員室に行き、高史の机を探っていると比留子古墳にまつわるノートを見つける
比留子はこの村の古くから言い伝えられている悪霊で、それを封印するために古墳が作られていたのだった
そして、このノートに一枚の写真が入っていて、それは古墳の奥を開ける扉の写真だった
その扉には元々あった絵と呪文によって扉を開け閉め出来るように書き足された絵があった
稗田は出てきてしまった比留子を封印するために1人で両方の呪文を探しに行こうとするが、全く土地勘のないことをまさおに指摘され一緒に探しに行くことになった
比留子も二人の計画に勘づき姿を現すように
稗田とまさおは比留子を封印できるのか
と言う感じの映画です
いやぁ、本当にこの稗田とまさおのキャラクターが良くてですね。
どちらも頼りにならなそうな感じでドジもあるんですが全然邪魔じゃなく、すっごく愛おしく思えるんですよ
正直終わってしまう頃には名残惜しくなるほどにこの二人の関係が良いんですよね~
しかも、沢田研二さんの演技が凄すぎて3枚目な演技を上手く演じているうえに泣ける演技までされるんですよね~
そして、確かに残酷な描写はあるんですがそれ以上に思春期を上手く表現しており青春のこれ以上ないほどほろ苦い夏の一日が描写されていてホラーが苦手な人も楽しめる作品だと思います
というかめちゃくちゃ面白い作品です
ついでにめちゃくちゃ関係ないですが久しぶりにすっごい嬉しいことがありまして
今作を初めて観て感動するほどに面白すぎたのでTwitterで幼稚園児レベルの感想を呟いたんですね
その翌朝に今作の監督の塚本晋也さんにリツイートされたんですよ
それもきっと、今年の7月ごろに「2Kレストア版」が発売された上に劇場公開しているからだからだとは思いますが
もうそりゃ一日嬉しいやら驚きやらで感情が揺さぶられまして、今でも思い出すとこうやってブログで言うくらいには幸せな日でした
そんなきっと一生忘れる事のない想い出ができた作品でした
では!