どうも、ゼロです
最近、ふと思い出しまして、確認するために久しぶりなものを再び使ってみたんですね
なにかって?ビデオデッキです!
そう!2021年にして再びビデオを観ようと!そう思い使ってみると普通に現役!
20年以上前からあるはずのやつなのに凄い!
東芝さん凄い!
さぁ、もう確認が出来るだろう!じゃあ見つけるぞ!ウルトラマン物語とウルトラマンZOFFYにウルトラマンゼアス、ウルトラ伝説 ~怪獣交響曲~そしてウルトラマングレートを!!
と思ったらそれらはもう捨てられてたかで見つからなかったわけですね~
そりゃ幼少期観てたものだから仕方ないね
ただ、グレートだけはTVの録画があったのでビデオにダビングできるかやってみたところ・・・
では、今回の映画紹介です!
ウルトラマンG(グレート)
ゴーデスの逆襲
「ウルトラマンU.S.A」「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」のなどが作られた円谷プロダクションの海外進出作品の「ウルトラマンG」今作は元々OVA作品ではありましたがそれを改めて劇場映画用に再編集、追撮、未公開映像などを加えた作品で、今作は作品の第1話~第3話、第5話と第6話をまとめられた作品で物語前半にあったゴーデスとウルトラマンの対決が分かりやすく描かれています
さて、まずウルトラシリーズや特撮をあまり知らない人は「え?ウルトラマンって海外作品あったの?」となるかと思います
なんと現在も海外版ウルトラマンは居るくらいなんですが、そうなった経緯を簡単に説明しようと思います
お付き合いください
時は80年代になるのですがその頃TVシリーズの昭和ウルトラマンの最終作「ウルトラマン80」の放送が終わり、放送局とのいざこざで円谷プロ社長とTBSの当時編集局長が対立してしまい、円谷プロが出禁にしてしまいTBSとの共同制作によるゴールデンタイム枠のウルトラシリーズは休止してしまいます
そんな状態だからこそ今のうちにウルトラシリーズを海外進出させようと言うことでアメリカ進出に際して現地法人ウルトラ・コムを設立。
手始めに実写作品ではなく、アニメ作品を作ろうと言うことでパイロット版として「ウルトラマンU.S.A」が作られるんです。
ただ、興行的には失敗になりアニメでのシリーズ化は実現できなかったのですが、でも視聴率は子供向けテレビ映画でなんと3位と言う好成績を収めたのです
ついでに、この時日本では80が放送終了した後も映画作品の公開や、10分番組の「アンドロメロス」、過去作の再放送に映像ソフト化、玩具や書籍そして「ウルトラマンフェスティバル」が開催されたことで安定した人気を持っていました
その功績や今後の世界展開も見据えて英語圏での制作が注目され、オーストラリアでウルトラマンを作ろうと言う話になりました。
そして、当時Vシネマブームがあった事や、海外での販売も考慮して当時のOVAでは珍しい全7話分のドラマが作られました。(当時多かったのは全6話)
スタッフは前作「ウルトラマンU.S.A」同様多くの円谷プロのスタッフが参加、音楽も前作同様、風戸 慎介さんが担当したりもしていました
でも、大体は円谷プロ側で選んだ現地スタッフに任せ、何かあったらアドバイスする形になっていたそうです。
まぁ、ざっとこんな感じですかね
そう、今作はなんとオーストラリア産のウルトラマンなんです!!
では内容に移りましょう!!
そいつこそ「ゴーデス」
火星に現れたこの巨大生物に二人とも恐怖しながらビデオを撮って世紀の大発見だとも言っていたりと結構肝が据わってるんですね
ええぞ!ええぞ!
なんとか救おうとするスタンレー、でもジャックは彼に銃を向け探査船に戻って地球のみんなにこの存在を注意するようにと頼みを託す
スタンレーも渋々了解して探査船に戻る
ジャックも陽動しようとするが結局探査船は爆破、スタンレーは爆死してしまった
そう、ゴーデスは高等な知性を持ったレトロウイルスの集合体であり、ゴーデス細胞を地球に降り注がせたことによって眠っている恐竜、化石、人の思念や怨念などに取りつき凶暴性を持った怪獣に変貌させ生命体を滅亡させようとしていた
それを止めるために親友を救おうとし、自らを犠牲にしたジャックとグレートは同化し、地球に向かう
そして影では火星で死んだはずのスタンレーがゴーデス細胞に苦しめられている仮死状態の恐竜を蘇らせたりゴーデス細胞に侵された少年を使ったりとしていた
何故彼はそんな事をするのだろう
という感じです
いや、結構面白い作品なんですよ
それに内容が平成ウルトラシリーズにつながるところもありまして、例えばゴーデス細胞の設定なんかは「コスモス」の「カオスヘッダー」であったり映画「ULTRAMAN」と「ネクサス」に登場する「スペースビースト」なんかの元になってたり
基本的にジャックやヒロインのジーンは怪獣を殺すことへの疑問があったり
地球環境についての設定もありまして(大気汚染のためにウルトラマンは3分しか活動できないとか)
それに、特撮も結構今作の表現を使った技法を平成作品でも取り入れているなと思えるところが多々ありましたね
オープンセットでの戦闘だったり、ウルトラマンとそう変わらない、それより大きいミニチュアなんかもリアリティがあったり、怪獣が炎を吹くシーンが合成だったりとありました
しかも、怪獣の造形がかなり生物的になっていたりと見ごたえのあるものでした
さて、そんなウルトラマングレート
声優も豪華なんです!
まず、主人公ジャック・シンドーは京本 政樹さん
そしてUMA隊長のアーサー・グラントの声を名優の小林 昭二さん
黒人隊員のロイド・ワイルダーを山寺 宏一さん
メカニック担当の隊員チャールズ・モルガンを柳沢 慎吾さん
ビデオ版ナレーションを藤岡 弘、さん
劇場版と新ウルトラマンG必殺!怪獣大決戦のナレーションを内海 賢二さん
ほかにも様々な豪華声優陣なわけでございます
でも、驚きますよね
主役は京本さんなんです
理由は、元々彼は特撮ファンだと言うことで有名だったわけですが、今作を作ると言う時にウルトラマンの名前を命名したのが彼だったんです
しかも日本語版のウルトラマングレートのOPとED共に彼が担当されていたりと積極的に今作に参加したわけですね
さて、まだ小話はある訳ですが、もっと長くなるのはあんまりよくないかと思うので次回作「ウルトラマンG 怪獣撃滅作戦」でも色々と話すことが出来ればと思います
今年始まってからずっと特撮作品ばかり紹介してますが大丈夫ですかね?
正直今年は「シン・ウルトラマン」や「ゴジラVSコング」などの映画も公開されるっていう事で色んな特撮作品が紹介できればと思うんですが興味ないしやめて欲しい、と言ってくだされば善処しようと思います。思うだけですごめんなさい
それでは最後までお読みいただきありがとございました!
では!