『ファントム』大阪千秋楽前日の観劇。
なんとマチソワw
そしてなんと今年初しろたん!
城たんを推し始めてから、年が明けて8月まで彼の舞台を見なかったことがあるだろうか・・・
だって公演なかったからやむなし!
5月のランチショーはカナダ旅行とまるかぶりしてたから無理だったし😭
それでもやっと・・・やっと観れた!
今回は本格ミュージカルは「もしかしたら始めてかも?」というお友達と参加。
お友達の推しさんも今回の舞台に出てるのでご一緒してきたよ。
ちなみに今回の舞台、我らが城田優はなんとエリック(ファントム)役とシャンドン伯爵役と演出をするという三足のわらじ状態。
正直発表された時は心配したよね。それ可能なの?と。
だが不可能を可能にする男城田優、立派にやってのけててその姿にも感動したわ。
マチネ
城田エリック。
2019年版のエリックよりも更に感情の起伏が激しく、また歌声の高低・強弱・声色全ての幅が広がっていて鳥肌。
ストーリーは完全に覚えているのに…いや、覚えているからこそ序盤からエリックの心の揺れに鼻の奥がツンとなった。
あと、序盤、客席からエリックが登場するシーンがあるんだけど、運良くその近くの通路に座っていた我々
ストーリーに入り込んでたはずなのに彼が通り過ぎる時にふわっと香った香水に「あ、しろたんいい匂い…」って全ての意識がそこに持っていかれたwww
あ、友人の名誉のためにいいますが匂いにフガフガしてたのは私だけですあしからず。
クリスティーヌ役のきいちゃんは、今回saraちゃんの休演により、全公演ぶっ続けでやることになってたけど、そこはさすが元タカラジェンヌ。ものともしない力強さで演じてらっしゃった。
歌声は透明で、無邪気さが天元突破していて本当にクリスティーヌらしいクリスティーヌ。
だからこそエリックへの打撃が大きかったと思う。
あれは…アカンて。
毎回心折れる。2幕の素顔の下りもそうだけど、楽屋でのシャンドン伯爵とのシーンよ。「ねぇ、どうして涙が出るの」ってそりゃ出るよ。泣いていいんやでエリック!
嗚咽を漏らしながら舞台を降り、客席を抜けて履けるエリックにこっちも嗚咽が出そうになる。
ほんま・・・ほんまそういうとこやぞ!クリスティーヌ!!
マチネのシャンドン伯爵を演じてた大野さんはシュッとしたクールな伯爵様。もっとキザでもええんやで!!王子感出してええんやで!!!大野さんそういうの得意じゃろ!?w
シャンドン伯爵といえば、クリスティーヌの歌を披露した後のデュエットのシーンでグラス投げして踊るってのがあったように記憶してるんだけど、今回グラス持ったままだったな…はっはーん、さては城田さん、自分がやるからってそのシーン変えたろ!www(真相はわかりません)
そして当然2幕は今回も泣いた。パパール酷いよ(´・ω・`)
いや、でもパパールはパパールなりに必死だったんだよね・・・父親だって告白するシーン、一番悲しくて泣けて心が苦しいけど一番好きなシーンでもある。(パパールって言うなw正確にはゲラール・キャリエール)
一緒に観劇する人には毎回バスタオル持参をおすすめしているくらい。
息つく暇もない2幕の展開にぐったりしながらもやっぱりこの演目が好きだなぁと噛み締めながらマチネ終幕。
ソワレまでの間に劇場の隣にあるカフェでサーモン丼を食べてお腹を満たす我々。
いや、美味しかったwwwお米とサーモンは正義!
ソワレ
そして夜の部。ソワレ。
今回は始めての城田優シャンドン伯爵。
絶対に似合うと思うんだけど、直前までエリックやっててほんとに伯爵できる!?と最後まで心配してた。
まぁ、結論としてそんな心配は無用だったわけだけど。
ソワレのエリックは加藤和樹さん。
なにげにかずっきーは今年2回めなんだよ!なんでだよ!!
あと、観る度に好き度が増していくからちょっと困ってるんだよwww
かずっきーのエリックも、人に触れ合わず子供のような感情のまま成長してしまったエリックがよく現れていた。絶望に駆られて全てを壊してしまうオペラ座のファントムの誕生が闇の塊みたいな勢いで客席にぶつかってきた。
10年ぶりのしろたんとの対決(前はロミオとジュリエットでもライバル役だったw)、この二人にしか出せない雰囲気がピリピリ包んでて、いつもの3倍力が入ってしまったよ。
ソワレの岡田さんも渾身のパパール。
本当は・・・エリックのこと大事だったんだよね?置き去りにしようとしたけど、大事にしてたんだよね?
同じ話の筋で本日2度めだけどやっぱり泣く。
ちなみにYOUTUBEで見つけてしまった・・・これ、2019年版だけど曲は同じだから見て欲しい。
あー・・・でもここだけ見ても泣けはしないと思うます。最初からストーリーを追ってこそ泣けるので。
今回は自分が泣くために貼っときますw
ラストは父親の手でエリックの命を奪うのだけど、それはエリックが望んだことなので…全員辛いけど…耐えような!
ラストシーンはエリックはクリスティーヌの腕の中で息絶えるわけですが、毎回思う。
クリスティーヌさんよ…あんたほんとに残酷だよ😭
彼女は彼女で純粋すぎて幼すぎるから、その時の感情一つで動いてしまうんだよね。
周りから見たらとんでもねぇ迷惑女だけど、それを憎まれないように、美しく演じあげなければいけないクリスティーヌ役の女優さんは本当に実力が求められると思った。きぃちゃんは私の中では150点のクリスティーヌだった。最高。
残念ながら私は観てないけど、きぃちゃんは在団中にもクリスティーヌを演じていたそうだ。そりゃ堂に入ってるよね。
このソワレは大阪での加藤エリック回最終&城田シャンドン回最終だった。
カーテンコールで何か一言あるかなーと思ったけど残念ながらそれは無くトリプルアンコまで終了。
でも鳴り止まない拍手。
終演のアナウンスが流れたけど鳴り止まない拍手に再度上がる幕。
加藤和樹さんと真彩希帆さんがステージ中央で手を振っていた…ところへしろたんスキップで登場!w
かずっきーにがばっと抱きつき離れないwww
そのまま3人にっこにこで本当に最後の幕。
あぁ、今回も本当に良い『ファントム』だった。残る観劇は東京での城田んFC貸切公演と大千秋楽。
今になって「もう一回城田シャンドンの回を取っておくんだった」と思ったけどまぁアフターフェスティバルなので
魂の叫びの城田エリックを目と心に刻みつけてこようと思う。