さぁっ、万を持して組みあがったマシンで、いざ本番へ。
今回もチームステッカーを上田さんに作成してきていただき、
カラーリングはまたもやビニテにて施されましたw
これがどうやらオーナーのセキチュー君自身も結構気に入っている?
ようで、レース終わったあともこのカラーリングは戻さないと言っていました。
朝の練習走行。このときはまだカラーリングは施されておらず。
ゴタゴタはあったものの、全員が満足できる時間を走ることが出来たのは良かったです。
そういえば、今まで耐久を戦ってきた中で全員がレーシングカーター、というのは実は始めてでした。
どうりでセッティングについてああしたい、どうしたいというやりとりが上手くいったのはこのためか!
セキチュー、ビトウ、タリカンというコンビはベストな組み合わせだったのではないでしょうか。
くじ引きによるスターティンググリッドは6番手。おっ、珍しくまぁまぁだ!
スタートドライバーは| ^o^ | <わたしです
いやねぇ。困ったものなのですが、ビトウ君に「スタートやってみない?」と吹っかけてみたら、
なんと拒絶されてしまったのでw その時点でスタート担当はタリカンとセキチュー君以外にはない。
そして、セキチュー君もスタートにあまり自信がない、となると、これまでのレース経験から、
一番スタート回数が豊富なタリカンが最有力となるわけで、、、
結局スタートは私が引き受けましたが、なんだかなぁ。
僕は実は、ビトウ君がスタートやらして下さいっ!って意気込むところを見たかったんだけど^^;
まぁ俺以外にいないんなら、俺がやるしかねえじゃねぇか、っというわけで、2時間耐久のスタートです。
AUTO SPORT杯の最終戦では危ない目にあったので、それをよくよく思い出しながら、
堅実にオープニングラップのクリアを狙います。
クラス違いのクルマとはハナから争わない。
はいはい、どんどん先行っちゃって下さいね、って感じで無用なバトルをスルーしていきました。
同じ、Sクラスのクルマは4台。
兄弟チームのヤング回人は全然ペースが速いのがわかっているため気にする必要はなく、
あくまで敵は21号車、22号車だけです。
どうやら、22号車は大丈夫そう。いまのところ、ペース的に近いのは21号車か?
これは今日はガレージCのワンツーかな。とか思っているのもつかの間、その21号車の姿がいつの間にか消え、再び会ったときにはとんでもなく速いクルマへと変貌していた。
実は21号車はスタートしてすぐピットへ入り、体重が軽く力量もあるジュニアドライバーへとドラチェンしていたのだ。LTを確認してみたら、なんとレースの大部分をジュニアドライバー二人で走りぬいたらしい・・・
私が担当したスティントは37分。これがだいぶキツかった~~~・・・
まだかよ!?まだかよ!?とピットの方を毎週チラチラ・・・
スポーツカートなら1時間ぐらい連続走行も出来ますけど、KT100、それもストレートの少ない秋ヶ瀬を走るとなると、恐ろしく体力を消耗します・・・。
ちなみに、恐怖のピットイベントは激辛たこ焼きでした!?
たこの代わりにカラシが丸ごと入っているという、一見気が狂っているかのように見える一品ですが、
これが食べてみたら意外と美味しかった。
致命的なタイムロスをすることなくビトウ君へドライバーチェンジ!!
今回チーム全員の実力は驚くほど拮抗していて、その差はなんとコンマ082秒。
中でも特にビトウ君とはベストで0.013秒しか差が無く、パフォーマンスを遺憾なく発揮してくれました。
実はこのビトウ君のスティントでは驚きました。
なんとピットインのタイミングの違いもあって、
一時的に総合5位、クラスではもちろん一位というところまでジャンプアップしました。
しかし、そこから叩き落されるのにそう時間はかからなかった。
ビトウ君のスティントを終わろうとしていたそのとき、マシン後部でカップが割れてチャンバーがブラブラ、
オレンジボールを喰らって応急措置が必要な事態に陥ってしまったのです!
スタッフ東さんにも協力してもらい予備パーツを探すも、なかなか見つからない・・・
その後パーツは見つかり、交換もやって頂いたのだが(ありがとうございます!)
いったい何秒をロスしたのだろう。痛いタイムロスだった。
そんなビトウ君にも恐怖のピットイベントは容赦なく襲い掛かった。
出ました~!大盛りカキ氷ですorzorzorz
他チームが同時に同じイベントを引き当てたことでカートレースがすっかりカキ氷早食いレースに(謎)
(このくそさみぃのに・・・...)
レース後、なんと彼は歯医者送りになってしまったそうである。
期待を一身に背負って、セキチューがピットロードを駆けてゆく。
頑張れセキチューっっ!!
この頃コース上はトラブル&アクシデントが連発で荒れていたのだが、
セキチューはそうした事態に巻き込まれることなくクルマを進めてくれた。
しかし、やはりKT100を連続40分はきついらしくてピットからのサインで一生懸命応援した。
最後数分間は実に長く感じたが、2時間を無事走りきって完走!
最終結果は3位でした。
: : : :
このクリスマス耐久レースは最初、出れたらいいなぐらいの気分で考えていたのですが
今回このメンバーで戦うことが出来て、結果的にはすごく良かったと思う。
もちろんピットイベントで笑い転げただけじゃなくてねw
30分も40分も、ロングスティントをずぅ~っと走る、って状況はなかなか無いですものね。
まだまだ根本的なラップタイムが自分は最重要課題であるけれど、今回走ってみてまた新しいことを掴んだ気がする。具体的には3コーナー。くそー。また走りたくなってきた・・・
ビトウ君もSLFDを履いての練習に興味があるみたいだし、またこのメンバーで揃ってタイムを比べる日が来るといいなぁ。そして、その日はきっと近いだろう!
本当に、チーム全員。上田さんも含めて、お疲れ様でした。
どうか良いお年を!
■今回の記事は、以下より画像をお借りしました。
today's CA
・http://blogs.yahoo.co.jp/camaster1972/MYBLOG/yblog.html
大部分の写真は上田さんのご提供です。ありがとうございます。