ちゃおっすー!ゼロシュです!
前回、「次回からストーリーについて書いていくよー」なんて豪語したものの、
どっから書きゃいいんだ?ってなってるゼロシュです。
でもとりあえず書いていくね。
どうしても文章が多くなるのは申し訳ないー!
プレイした人はお分かりでしょうが、①教会ルートは中々のヘビーな内容になっています。
まず、①ルートのストーリーを簡単に説明しますね。
※ネタバレ多く含みます。ご注意を!!
『士官学校で毎節レア様から与えられる様々な課題や問題を生徒と共に解決しながら生活していた主人公。
ある日、エーデルガルトが一度実家のアドラステア帝国の帝都アンヴァルに帰るからついてきてほしいと頼まれる。
その帰省は、帝位を現帝王から受け継ぎ、アドラステア帝王としてセイロス教会へ反旗を翻すものだった。
そのうち教会vs帝国の戦争へ発展。帝国の侵攻には、闇に蠢く組織も加担していた。
その侵攻の最中、主人公とレア様は姿を消す。
5年後に目覚めた主人公は、5年前の「千年祭の日、またここで会おう」という生徒との誓いを思い出し、
侵攻を受けたガルグ=マク大修道院へ向かう。そこには5年前誓いを立てた生徒たちも集結していた。
そこから主人公たちは帝国への反撃へと乗り出す。
様々な協力を得ながら、帝王エーデルガルトを倒し、主人公はフォドラを導く初代王になる。』
大まかなストーリーは上記の通りです。
さて、どっから考察していこうかな。
疑問に思うことは大きいことから小さいことまでたくさんあるんですけど、
まずはストーリー終盤で明かされる主人公の出生について考えていきたい。
○主人公の出生

レア様
まず主人公の両親から。
父親は言わずと知れた”壊刃”ジェラルト。
母親は大司教レアが神祖を復活させるために人を創り、そこに神祖(ソティス)の紋章石を宿して生まれた12番目の被験体。
ただし、その母親に神祖は宿らずガルグ=マク大修道院内で生活していたところ、ジェラルトと恋に落ち、結ばれる。
しかし被験体だからか、主人公を出産する際に瀕死の状態になる。生まれた主人公も息をしていなかった。
母親は自分の紋章石を子に宿させて、命を救ってくれと懇願し、レアもその希望を承諾。
それ故に主人公に神祖(ソティス)が宿ることとなった。
つまり被験体的言えば、"13番目"にようやくソティスを宿した個体が生まれたということになる。
ちなみに主人公のデフォルトである「ベレト(男)/ベレス(女)」の名は、ソロモン72柱の"13番目"の悪魔「ベレト」と同じ名前。
スペルはBeleth。 ベレトともベレスとも読めますね。
そしてベレトはソロモン72柱の悪魔の頂点に立つ王の1人なんです。(王は他にも何人かいる。)
さらにその特徴は、いつも激怒しており、炎を吐くみたいです。
ストーリー上、どのようにソロモン72柱と関係しているのか定かではありませんが、炎属性?であり、
初代フォドラ"王"となる主人公の元ネタいっても過言ではないくらい接点がありますよね?
ね?(圧
母親もよくわからないんですけど、父親のジェラルトも中々に謎に包まれた人物で、話の辻褄が合わない部分が結構あります。
○”壊刃”ジェラルト
言わずと知れた主人公の父親。
かつてセイロス騎士団で団長を務め、歴代最強と謳われた熟練の戦士。
20年前の大修道院の火災のどさくさに紛れて、赤子だった主人公を連れ大修道院から出奔。
その後傭兵団を引き連れ、各地を旅していた。
が、士官学校の生徒を助けたきっかけで、再び騎士団へ帰順することになる。
というのがストーリーの流れなんですが、そのストーリー上どうしても腑に落ちない部分がいくつかある。
①主人公の出生のタイミング
ストーリーを進めていると、20年前の大修道院火災の際に赤子を連れて出たと分かるのですが、
そうなると主人公は大修道院内で生まれたということになります。
となると、ストーリー上の下記の会話がどうも辻褄が合わない。
レア様すっとぼけ。
主人公の出生について、レアは母親からの依頼を聞き入れ、紋章石を主人公に宿す処置をしているはず。
となると、「修道院を出て数年後に生まれ、母親は病で死んだ」ということは話が合わない。
でも製作者側がこんなミスをするとも思えない。
では、この違いにはどのようなことが考えられるだろうか?
1、主人公に出生を明かせなかった
まだこの初対面?の時点では、主人公に自分の出生を明かせなかったため、ジェラルトとレアが口裏を合わせて、そう言って誤魔化したという説。
でも、この時ジェラルトとレアも20年ぶりの再会の場面で、口裏を合わせる時間などなかったはずだが・・・。
よっぽどお互い機転が利いたのだろうか・・・?
それとも、日頃から”そういうことにしておく”としていたのだろうか。
2、出産時、紋章石を移し替えただけで母親はその後少し生き長らえていた。
主人公の紋章石は心臓と同等のものであり、それは母親とて同じだろう。
いくらレアが創り出した被験体とはいえ、心臓を抜かれたような状態でそこまで生き長らえられるだろうか。
ちなみにジェラルトは、過去に一度重傷を負い、レアの血の力で一命をとりとめている。
レアの血を受け、おそらく不死の力を手に入れたと思われる。
これについては元部下であるアロイスの支援会話から、アロイス自身がそのような話を聞いたと伺える。
この不死については、今後別の機会にお話しするのでここでは置いておく。
不死っていうか、年を取らないって言った方が正しいのかな?
さて。ということは、母親もレアの血を受けているはずだが、血の力だけで生きていけるのだろうか。
とても疑問が残るし、現にレアは母親の最後の願いとして紋章石の移し替えを引き受けているのでこの説も薄い。
3、単純に制作側のミス
うーん、でもこれどうなの?
ストーリー作成する上で何回も推敲しただろうし。そんなことになるかなぁ。
あんまり考えたくない。
あとは・・・思いつかない・・・。
これを読んでいる人で、こうじゃないか?っていう説があったら是非教えてください!
気になって夜も8時間しか寝れないんです!
②主人公の年齢
20年前、大修道院を出奔したジェラルトと主人公。
当時赤子だったということは、主人公は20歳は超えていることになります。
それとは別に士官学生の中にジェラルトを師匠と仰ぐレオニーという少女がいます。

この少女は過去にジェラルトに戦闘や人間としてのイロハを教えられてから
ジェラルトを師匠と仰いでいます。
問題はその年齢。
主人公と出会った時は19歳です。
ジェラルトと出会った時は14歳の時。
5年前ですね。
となると、常にジェラルトと共にしてきた主人公も10代(もしかしたら20代?)で、5年前に出会っているはず。
しかし、その描写はまったく描かれていません。
うーん、なぜだ?
主人公が幼すぎて記憶が思い出せないとかでもないし。
5年前に一時期離れて暮らしたことがあって、その間にジュラルトとレオニーは会っていたのか。
傭兵団を率いていたジェラルトだから、レオニーの出身村の依頼を請け負った際に出会ったのか。
当時は主人公がまだ戦闘できる年齢じゃなくて、依頼には帯同させてもらえていなかったら、お互い知らないのも頷けるけど・・・。
依頼の任務をこなしている際に、生活するところが別にあったのか?
ストーリー冒頭の世話になっている村で待機していたのか?
色々な妄想が止みませんね。
・・・えーっと、長くなってしまいましたので、今回の考察はここまでにしようと思います。
もし、主人公の出生のタイミングについて、お分かりになる方がいましたら、ぜひぜひ教えてください!
それでは、まったねー!
※追記
いやはや、主人公の出生について、とても重要なものを忘れてました!
死んだジェラルトが残した日記です。
その日記にはこう記されていました。
『1159年 角弓の節 20の日 曇り。
あいつの死がまだ現実のこのとは思えない。
子を産む際にあいつは命を落としたと
レア様は言っていたが、本当にそうなのか?
そして、あいつが自分の命と引き換えに
産んだ赤子は、産声さえ上げようとしない。
~ 中略 ~
飛竜の節 8の日 雨
昨日の火災を利用して、赤子が死んだことにした。
レア様は異様なまでに焦っている。
だが、後戻りはできない。
俺がこいつを連れ… 』
日記はここで終わっています。
が、これで主人公の年齢がわかりました。
1159年生まれということは、主人公はストーリー上、21歳になる年だということになります。
なので、レオニーがジェラルトと会ったとき、主人公は16歳になる年。
傭兵としてジェラルトと帯同しててもおかしくないのに、レオニーを知らないのはなぜだ?
こちらは謎が深まってしまいました。
そして、ジェラルトは大修道院の火災の際に、赤子は死んだことにしたと言っています。
ということはやはり、主人公は大修道院内で生まれ、しばらく生活していたことになります。
ただ、赤子がその時に死んだとした場合、
主人公はジェラルトが出奔した後に、上記とは別の母親との間に生まれた子ということにした、ということでしょうか。
そういうことなら先ほどの画像の会話の辻褄は合いそうですが、レアは主人公との初対面で大修道院から見下ろした際に予感めいたものを感じ取っているし、ストーリー上でも普通にあのときの赤子が成長した姿として扱っています。
うーん…。
上記のことを踏まえて、個人的な結論としては、
『主人公は今年21歳。
ジェラルトは20年前の火災の際に、主人公が死んだことにした。
20年ぶりに主人公を見たレアは、死んだ赤子とは別の子どもかもと疑っていたが、関わるに連れて、あのとき死んだはずの赤子だと気づいた。』
ということですかね?
んーまぁ無理矢理感は抜けきれないなぁ。
もっと最適解が思い付いた人がいたら教えてください。
何度もお願いしてる…w
では出生の節、終了です!