「しつけのつもりだった…」

子どもを虐待死させた親の言い訳です。


しつけと虐待は紙一重です。


なぜか?


「叱ることがしつけになる」
と誤解しているからです。


質問です。

しつけとは、何でしょうか?



thinking time




私事で恐縮ですが、
私は次のように思っています。


しつけとは、

「子どもが自立して幸せに生きることができるよう、基本的な生活習慣や社会的マナーを親が子どもに伝える行為」

ということができると思います。


しかし、聞いてみると、…


「私は、子どもに対した理想は持っていません。元気に育ってくれれば充分です」


ほとんどの場合、親ははっきりした定義をもっていないことが多いものです。


本当にそうだろうか?


私たちの子どもに対する行為は無意識です。


無意識の期待通りに子どもがやっていないと、「しつけ」と称して小言を言うのです。


なぜか?


親が「理想の子ども像」に向かって
「お前はこの子(理想の子)」じゃない」
と言い続ける行為と同じだからです。


「この子じゃないから愛せない」

「この子になったら愛してあげる」

というメッセージとして伝わる可能性があります。


親が子どものためと思っていることが、
子どもには、

「愛されていない」

と伝わってしまうのです。


まずは、あなたのもっている「理想の子ども像」に気づくことから始めてみませんか?


最後までお読み頂きありがとうございます。