こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もしあなたのお子さんが、y がx に比例するとき、決まった数があることを知らないとしたら、…
もしあなたのお子さんが、y がx に比例するとき、xとy の関係式があることを知らないとしたら、…
もしあなたのお子さんが、比例のことをまだよくわからないとしたら、…
今日は、比例のことをくわしく学習するチャンスです。
(問) あるコピー機の、コピーにかかった時間 x分と、コピーでできた枚数 y枚の関係について、次の表の値がわかっています。
この表を使って、xとyの関係について考えましょう。
(登場人物)
つばさ君、あおいさん
問⑴ 枚数 y は、時間 x に比例していますか。
答え 比例している
なぜか?
空いているところに数字を入れると、
xが1のとき 、yは40、
xが2のとき 、yは80、
xが3のとき、yは120、
つまり、xが2倍、3倍、…となると、それにともなって、yも2倍、3倍、…になるから。
問 ⑵ xの値が11のとき、yの値の求め方を考えましょう。
(見通し)
つばさ:「1分あたりにコピーできる枚数を求めてみるよ」
あおい:「y ÷ x を求めてみるといいんじゃないの」
ゼロ先生:「 2人の考えが出ました。くわしく見ていきましょう」
(つばさの考え) 【 1分あたりの枚数】
3分で120枚だから、1分では、
式
120 ÷ 3 = 40 (枚 )
だから、40 × 11 = 440
答え 440 枚
(あおいの考え) 【yがxの何倍かを考えた】
あおい:「y ÷ x を計算すると 、yはxの40倍になっているね」
例えば、 120 ÷ 3 = 40
だから、11 × 40 = 440
答え 440 枚
あおい:「いつも、y ÷ x = 40 になっているね」
つばさ:「これって、すごいことだよね」
あおい:「そう言えば、40は、決まった数だね」
( まとめ )
yがx に比例するとき、
x とyの関係を調べると
y ÷ x = 40、y= 40 × X
つまり、y÷ x は、いつも決まった数になっている。
これで、算数タイムは終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。