みなさん、こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もし、あなたのお子さんが「比の表し方」がよくわからないとしたら…
もし、あなたのお子さんが、「等しい比の求め方」がわからないとしたら…
もし、あなたのお子さんが、「比を簡単にする」いうことがよくわからないとしたら…
正直にお話しします。
今日、このブログを読んだ方は、ラッキーです。
どうしてかと言うと、
「比の表し方」や「比を簡単にする」がよくわかるからです。
早速問題にを解いていきましょう。
(問) 小麦粉280gと砂糖200gでケーキを作ります。小麦粉と砂糖の重さの比をできるだけ小さな比にしましょう。
(登場人物)
ゆうと君、あおいさん
(見通し)
ゼロ先生:「この問題で分かっていることは?」
ゆうと:「小麦粉280g、砂糖200g」
あおい:「小麦粉 : 砂糖 = 280 : 200」
ゼロ先生:「既習事項を使ってみよう。昨日学習したことを覚えているかい?」
あおい:「『a : b のaとbに同じ数をかけても、同じ数で割っても比は等しい』です。」
ゼロ先生:「その通りです。これが使えないかな」
(求めること)
ゼロ先生:「何を求めるのかな?」
ゆうと:「小麦粉と砂糖の重さの比です。できるだけ小さな比にします」
(解き方)
ゼロ先生:「小麦粉と砂糖の比は?」
あおい:「280 : 200です」
ゆうと:「同じ数、つまり、公約数で割っても比は等しいよね」
あおい:「10で割ろう」
あおい「280 : 200 = 28 : 20」
ゆうと「4で割ろう」
あおい:「28 : 20 = 7 : 5」
ゼロ先生「最大公約数なら、いくつかな?」
ゆうと:「40です」
あおい:「40 で割れば1回で済むね」
(まとめ)
できるだけ小さな整数の比にするときは、公約数で割る。
「できるだけ小さな整数の比にする 」を「比を簡単にする」
とも言う。
「比を簡単にする」の方がいいやすいね。
これで算数タイムを終わりにします。次回の算数タイムを楽しみにしてください。