みなさん、こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もし、あなたのお子さんが、新しい表し方である「比」のことがよくわからないとしたら…
もし、あなたのお子さんが、「2:3の比の値ってどうやるの」と質問してきたら…
もし、あなたのお子さんが、等しい比の説明ができないとしたら…
今日の学習は、きっと役に立つはずです。
なぜか?
ポイントを押さえた説明が書かれているからです。
では、早速問題に取りかかりましょう。
(問) 等しい2つの比 2:3 と 4:6 には、どんな関係があるのか、次の式を使って説明しよう。
登場人物
ゆいさん、つばさ君
(見通し)
昨日の復習から始めることにしましょう。
2:3 は、2 ÷ 3 = 2/3
4:6 は、4 ÷ 6 = 2/3
つまり、比の値が等しい。
これは、昨日学習しました。
(説明)
今日は、次の式を使って、等しいことを説明しようです。
2:3 = 4:6
thinking time
ゆいさんとつばさ君は、次のような考えを思いつきました。
つばさ:「かけ算の考えでできそうです」
ゆい:「わり算の考えでできそうです」
では、2人に、くわしく説明してもらいましょう。
つばさの考え( かけ算の考え )
2:3 = 4:6 が等しいことを説明します。
なぜか?
2:3 の 2と3に 2をかけると、
4:6 になるから。
ゆいの考え( わり算の考え )
2:3 = 4:6 が等しいことを説明します。
なぜか?
4:6 の 4と6を 2で割ると、2:3になるからです。
(まとめ)
a : b の a と b に同じ数をかけても、a と b を同じ数で割っても、比は等しくなる。
もし、あなたのお子さんが、2:3 = 4:6 の説明ができないとしたら…
もし、あなたのお子さんが、比が等しいとは、どういうことか、よくわからないとしたら…
もし、あなたのお子さんが、2:3の比の値がよくわからないとしたら…
もう一度、初めから、読み直して 、実際に、ノートに書いてみることをお勧めします。
なぜか?
頭の中だけで考えていても、よくわからないとからです。
実際に手を動かし、ノートに書いてこそ、理解は深まります。
これで算数タイムを終わりにします。次回の算数タイムを楽しみにしてください。