みなさん、こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
質問です。
あなたは、「ローマは1日してならず」ということわざを知っていますか?
thinking time
「立派なものは、長い時間かけてはじめて完成する」
という意味です。
「塵も積もれば山となる」と似ています。
しかし、「長い時間をかける」とか
「努力を続ける」ということは、なかなか難しいことです。
なぜか?
気合が入りすぎて無理をしてしまうからです。
そして、「自分には無理だ」と思ってしまうのです。
では、どうすればいいか?
マラソンに例えるとよくわかります。
健康を維持するために、マラソンを始めた自分を想像してみるといいでしょう。
あなたは、いきなり着替えて速いペースで走り出しますか?
そんなことをしてしまえば、1日も続かないのは、容易に想像できるでしょう。
では、どうすればいいか?
真実をお話しします。
「1.01倍」で進むのです。
なぜか?
1に1.01をかけ続けるというものです。
「え?」と思った方は、面白い結果が待っているので、
どうぞ一緒に手を動かしてみてください。
①電卓に1を打ちます。
②1に「1.01」をかけます。(1回目)
③その答えにまた「1.01」をかけます。(2回目)
④またその答えに「1.01」をかけます。(3回目)
⑤それを繰り返し、実験シートに記入します。
するとどうなるか?
1.01倍の場合(答え)
1回 1.01
10回 1.105
20回 1.220
30回 1.348
90回 2.449
120回 3.3
180回 5.996
365回 37.783(1年後)
730回 1427.588(2年後)
実験結果から分かること
「1.01倍で進め」ということです。
ここで言いたいのは、
「1.01」をかけ続けると、
とんでもない数になるということです。
毎日1.01倍で成長していけば、
1年後には、約38
2年後には、約1400になるのです。
合言葉は、「ゆっくり急ぐ」
「1.01倍」でいいのです。
なぜか?
あまり急いでしまうと
どこかで疲れてしまうからです。
ちょっとずつ進んでいくことです。
地に足をつけて、ゆっくり急ぐことです。
もし、あなたが成長したいと思うなら…
もし、あなたのお子さんに成長してほしいと願うなら…
もし、あなたが、頑張りすぎて続かなかったことがあるのなら…
是非とも、「1.01倍」で進むことをお勧めします。