みなさん、こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もし、あなたのお子さんが、算数で苦戦しているとしたら…
もし、あなたのお子さんが、ならべ方の問題で苦戦しているとしたら…
もし、あなたが、組合せの問題で苦戦しているとしたら…
今日の算数の問題は、そんなあなたの苦手意識を解消するのに、ぴったりです。
なぜか?
図や表を使って、組合せの問題がよく分かるからです。
また、並べ方と組合せのちがいが図を使って、きちんと説明されるからです。
では、早速問題を解いていきましょう。
(問) A、B、C、Dの4チームで、野球の試合をすることになりました。どのチームも、他のチームと1回ずつ試合をすることにします。全部で何試合になるでしょう。
(登場人物)
しょうた君、つばさ君、ゆいさん
(見通し)
しょうた:「チームは4チーム」
つばさ:「どのチームとも試合をする」
ゆい:「全部の試合数を求める」
(解き方)
しょうた:「じゅ形図を使う」
つばさ:「表にする」
ゆい:「四角形の形を使う」
くわしくみていきましょう。
〈しょうたの考え〉
図1 じゅ形図
じゅ形図に表し、重複する組み合わせを消します。
A-B、A-C、A-D、 B-C、B-D、C-D
答え 6通り
〈つばさの考え〉
表1
表に表し、重複する組み合わせを消す
A-B、A-C、A-D、 B-C、B-D、C-D
答え 6通り
〈ゆいの考え〉
図2 四角形
四角形の形を使い、対角線で組み合わせを考える
A-B、A-C、A-D、 B-C、B-D、C-D
答え 6通り
(まとめ)
組み合わせを考えるときは、図に書いて考えるとわかりやすい。
組み合わせは、ならべ方の半分になる。
なぜなら、A対BとB対Aは、同じ試合だから。
もし、あなたが、算数の学習で苦戦するとしたら…
もし、あなたが、組合せの問題で苦戦するとしたら…
もし、あなたが、並べ方と組合せの問題で、苦戦するとしたら…
図や表、さらには、樹形図を使うことをお勧めします。
なぜか?
頭だけで考えていては、さっぱり分からないからです。
しかし、図や表、じゅ形図を使うことによって、よ〜く理解できるからです。
これで、算数タイムはこれで終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。