みなさん、こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もし、あなたが、算数で苦戦しているお子さんをどうにかしたいと悩んでいるとしたら…
もし、あなたが、お子さんに算数のことを聞かれて、答えられずに困っているとしたら…
もし、あなたが、お子さんの算数の成績を上げたいと思っているとしたら…
これから行う算数の学習は、そんなあなたにとって、きっと役に立つと、断言します。
では、早速、問題を解いていきましょう。
(問) 1枚の10円玉を3回投げます。
このとき、表と裏の出方は全部で何通りあるか調べましょう。
(登場人物)
ゆいさん、つばさ君
(見通し)
ゼロ先生:「まず、1回目が表の場合の出方を調べてみましょう」
〈ゆいの考え〉
ゆい:「順序よく表に書いてみます」
〈つばさの考え〉
つばさ:「じゅ形図にまとめます」
ゼロ先生:「表に書く方法とじゅ形図に書く方法が出ましたね」
ゼロ先生:「くわしくみていきましょう」
〈 表に書く〉
〈 じゅ形図に書く〉
ゼロ先生:「1回目が表の場合、表と裏の出方は、
2人とも、4通りになっていますね」
ゼロ先生:「表と裏の出方は全部で何通りあるでしょう」
ゆい:「1回目が表の場合、4通り。
10円玉は、裏もあるから、
裏の場合、4通り」
つばさ:「表と裏を合わせて、
計算で求めると、4 × 2 = 8 」
答え 8通り
ゆい:「じゅ形図のよさが分かりました。つばさ君のおかげで」
(まとめ)
10円玉の表と裏の出方は、「じゅ形図」に書くと、もれなく書き出せる。
まわり方、コインの表と裏など、いくつかのものを順番に並べることを、
「並べ方」という。
もし、あなたが、いくつかのものを順番にならべるとき、何通りあるかというような問題を解くとしたら…
もし、あなたが、赤と白のボールが箱に1つずつ入っているとき、箱からボールを取り出してまた戻すというような問題を解くとしたら…
もし、あなたが、リレーの走る順番が何通りあるかという問題を解くとしたら…
ぜひとも、樹形図を使って問題を解いてください。
あなたは、今までよりもずっと早く、簡単に、そして、正確に問題を解くことができているはずです。
これで、算数タイムは、終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。