こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
皆さん、面積の求め方にも慣れてきたようですね。今日は、応用編といきますか?
登場人物
しょうた君、あおいさん、ゆうと君
(問) 次の直角三角形の面積は、何㎠でしょう。
図1
「あれ、三角形なんて学習してないよ」というような声が聞こえてきそうです。
しかし、三人は、平然としています。
どうしたのでしょう。
今までに学習した面積は、長方形と正方形の面積だけです。
しかし、三人はできると言っています。
さて、どのようにして、三角形の面積を求めるのでしょうか?
もしあなたのお子さんが、「こんな問題、簡単にできるよ」と言ったときには、じっくりとその考えに耳を傾けてください。
なぜか?
算数は、思考過程が大事だからです。
もし答えが間違っていたとしても、考え方が良かったら、「すごいね!」と認めてあげてください。
そして、答えが間違った原因を本人に考えさせてください。
なぜ、間違ったのか?何がいけなかったのか?
本人に検証させることが重要です。
そうすることで、自分で考え行動できる子になります。
では、3人から考えを聞いていきましょう。
⑴ しょうたの考え〈正方形に直す〉
しょうた:「切って正方形に直すよ」
⑵ あおいの考え〈長方形に直す〉
あおい:「切って、長方形に直すよ」
⑶ ゆうとの考え〈長方形 ÷ 2〉
ゆうと:「直角三角形をもう一つ付けるよ」
くわしくみていくことにしましょう。
⑴ しょうたの考え〈正方形に直す〉
図2